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2018.10.16

美術館に乾杯! テイト・ブリテン その六

Img_0001        ロセッティの‘ピロセルピナ’(1874年)

Img     ロセッティの‘べアタ・ベアトリクス’(1864~70年)

Img_0003     バーン=ジョーンズの‘コーフェチュア王と乞食娘’(1884年)

Img_0002     バーン=ジョーンズの‘愛に導かれる巡礼’(1896~97年)

秋も深まり上野ではフェルメールやルーベンスの回顧展が行われ、月末からはムンク展も加わる。だから、西洋絵画のお楽しみ満載といったところ。フェルメールは来年に出動するのでまだ予約はしてないが、ルーベンス、ムンクは前売りはすでに手当してある。でも、3つとも前のめり状態でもなく、じつは心は早くも来年の前半の展覧会にむかっている。

期待は三菱一号館美の‘ラファエロ前派の軌跡展’(3/14~6/9)と二つの美術館で行われるクリムトとシーレ、東京都美では‘クリムト展’(4/23~7/10)があり、国立新美では1日遅れて‘ウィーン・モダン’(4/24~8/5)がはじまる。

クリムトとロセッティの描く女性の絵には神秘的な魅力があり、回顧展ではいつも抑えられない高揚感につつまれる。ラファエロ前派展の出品作の情報は入ってないが、ロセッティ(1828~1882)の最高傑作‘プロセルピナ’は確保されているのだろうか。

ゾクゾクっとするほど女性の圧力を感じてしまう‘プロセルピナ’、この絵は日本でも2回みる機会があった。4年前は森アーツ・センターでもうひとつの傑作‘べアタ・ベアトリクス’と一緒に展示された。これは真に豪華なラインナップ。

ダンテの愛したベアトリクスと最初の妻シダルを重ね合わせて描いた‘べアタ・ベアトリクス’が荘厳で静謐な世界のイメージなのに対し、黒髪と赤の唇が見る者の心を溶かしてしまいそうな官能的な美をびしびし感じさせるる‘プロセルピナ’。ロセッティは本当にスゴイ画家!

ロセッティより5歳年下のバーン=ジョーンズ(1833~1898)にも心を奪われ続けている。画集に載っている作品でみたのは4割くらい。だから、いつかバーミンガム、マンチェスター、リバプール美を訪問し思いの丈を叶えたいと思っている。

テイトにある印象深い作品は‘コーフェチュア王と乞食娘’と森アーツでみた大作の‘愛に導かれる巡礼’。バーンジョーンは縦に長い画面に描くのが特徴。これはモリスと一緒にステンドクラスを製作したことの影響かもしれない。

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