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2018.10.20

横浜高島屋の‘浮世絵 最強列伝展’!

Img     喜多川歌麿の‘名所腰掛八景 すだれ’(1795~96年)

Img_0004     喜多川歌麿の‘女行列川渡’(1804年)

Img_0003     菱川師宣の‘低唱の後’(1679~84年)

Img_0001     勝川春章の‘坂東三津五郎’(1780~81年)

来週の月曜、22日まで横浜高島屋で行われている‘サンタフェ リー・ダークスコレクション 浮世絵最強列伝’をみてきた。この浮世絵展はつい最近知り、散歩がてら出かけてきた。前もって案内しておくと来年1/9~21に日本橋の高島屋にも巡回する。

浮世絵のコレクターは日本人に限らず世界中に大勢いる。リー・ダークス氏はアメリカ人で空軍士官として日本に駐留したとき浮世絵の虜になり、収集にのめり込んだらしい。このコレクションについてはNO情報だったが、会場を進んでいくうちに予想以上にいい作品が揃っていることがわかってきた。師宣、春信、清長、写楽、歌麿、北斎、広重、国芳、豊国、国貞、、といった浮世絵オールスターが続々現れてくる。

期待値がアバウトなとき収穫が多いと本当に嬉しくなる。その筆頭が喜多川歌麿(1753~1806)、‘名所腰掛八景 すだれ’と三枚続きの‘女行列川渡’に大変魅了された。‘川渡’は以前展示替えでみれなかったもの。これはラッキー。そして、‘名所腰掛八景’シリーズはこれまで一枚も縁がなかった。すばらしい!

菱川師宣(?~1694)は定番の‘衝立のかげ’の隣にひょいと‘低唱の後’が飾ってあった。これは画集に載っていたかどうか?‘最強列伝’もわかるーという感じ。美人画はほかにも春信、清長、栄之、英山も揃っているのだから申し分ない。みてのお楽しみ!

そして、歌舞伎役者を描いた勝川春章(1726~1792)の‘坂東三津五郎’に思わず足がとまった。役者を中心からすこし左にずらして描き、腕の一部を画面からはみ出すところが上手い。こうしたちょっとした工夫が肖像画を生き生きとしたものにしている。ほかにも豊国の大きな相撲絵にも惹きこまれた。

今年は太田記念美で広重を楽しみ想定外の最強列伝に遭遇した。帰り際、来年森アーツセンターで開催される‘新・北斎展’(1/17~3/24)のチラシが目に入った。楽しみがまた増えた。

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