美術館に乾杯! バルセロナ ガウディ作品
1983年、バルセロナを訪れたとき最初に向かったのが‘サグラダ・ファミリア聖堂’、当時はまだ観光客が現在のように大勢いるという感じではなく作業現場の雰囲気はゆっくりモード。だから完成までにあと100年くらいかかという話に即納得した。
ところが、ガウディ(1852~1926)が人生の大半を費やしたこの大聖堂の建築は現在資金が豊富になり作業にかかわる人の数も増え進捗のペースが上がってきている。この勢いでいくと目標にしている没後100年にあたる2026年の完成が達成できるかもしれない。
2年前中に入ったときは中はもう全部できていて残すは外観のみだった。今現在、‘栄光のファサード’や170mの‘イエスのシンボリオ’はどこまでできたのだろうか、サグラダファミリア聖堂とのつきあいは長いので日本から熱い思いでみている。完成したら出かけるつもり。
サグラダ・ファミリアは観光客が大幅に増えているためだいぶ前から予約制になっているが、バルセロナの北、グラシア地区の市内を見下ろす小高い丘にあるグエル公園も2年前は予約がいるようになっていた。そのため以前なら必ず行程に入っていたこの公園はパスになりほかの観光スポットをまわった。
2つとも予約で縛られると確かに時間のやりくりはきつくなるが、お客さんの要望にも答えたい。旅行会社も頭が痛いだろう。はじめてのバルセロナなら人気のドラゴンがいるグエル公園は絶対外せない。このドラドンを背にした写真はバルセロナの楽しい思い出。旅行会社はどんな知恵を絞っているのだろうか。
ほかのガウディ作品については団体ツアーの場合、市内の中心部にある‘ミラ邸’と‘パトリョ邸’を見るようになっている。ただし、パトリョ邸はバスの中からがほとんど。一方、‘ミラ邸’は近くにバスを止めて邸宅の写真が撮れるように時間をとってくれることもある。だが、これも今は観光客が増えているからバスのなかからというケースが多くなっているような気もする。2年前はそうだった。
ガウディの建築物の次のターゲットをあげてみると、
★‘グエル別邸’
★‘グエル邸’
★‘コロニア・グエル地下聖堂’
★‘ミラ邸の屋上’
★‘ビアンス邸’
はたしてミューズは微笑んでくれるだろうか。
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