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2018.08.09

美術館に乾杯! バルセロナ ミロ美 その二

Img_0005      ミロ美の外観

Img_0002     ‘少女の肖像’(1919年)

Img_0006    ‘財団のタペストリー’(1972年)

Img     ‘アーモンド・ブロッサム・ゲームをする恋人たち’(1976年)

Img_0001          ‘人’(1967年)

ミロ美術館がオープンしたのは1976年、ミロ(1893~1983)が83歳のときだった。建物を設計したのは友人のセルト。白を基調にした外観はカタルーニャの明るくて自由な雰囲気をイメージさせ、ミロの魅力を伝えるのにふさわしい展示空間になっている。

ミロは若い頃男女の肖像画を何点も描いている。ここにある‘少女の肖像’は小品だが大変魅了された。何年か前、幼い姉妹が登場し妹の意地っぱりぶりをおもしろく演出したCMが流れていたが、この少女の金髪のおかっぱ頭をすぐ連想した。

1972年ミロ財団のためにつくられたのが大きなタペストリー。黄色、赤、青、緑、黒を使って織られたデザインは一度みると忘れないほどの磁力を放っている。抽象的な造形はサイズがうーんと大きくなると一段とパワーがでてくる。

1階から2階への吹き抜け部分に展示されているのが‘アーモンド・ブロッサム・ゲームをする恋人たち’というタイトルがついたボリューム感のあるオブジェ。ここではミロのアトリエを再現しており、これはパリのデファンスに設置されているオブジェのマケット(予備習作)。ポリエステルに油絵の具で色が着けられている。

ミロ美では建物のまわり、中庭、屋上の展示スペースにおもしろい形をした彫刻やオブジェがいろいろ飾ってある。例えば、鳥や犬、そして人間をモチーフにしたものなど。1967年につくられた‘人’は鉄の棒で人間の骨格と頭を表現したユーモラスなオブジェ。

こうした作品をみるとミロは歳をいくつも重ねても子どものころの感性をもっていたことがよくわかる。ものに感動することや夢みることが創作の源、ミロの創作パワーは本当にスゴイ!

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