« 2018年後半展覧会プレビュー! | トップページ | 美術館に乾杯! プラド美 その七 »

2018.07.02

出光美の‘歌仙と古筆’!

Img_0001 ‘佐竹本三十六歌仙絵 柿本人磨’(重文 鎌倉時代 出光美)

Img     ‘佐竹本三十六歌仙絵 山邊赤人’(鎌倉時代)

Img_0003     俵屋宗達の‘歌仙図色紙 大伴家持’(17世紀 出光美)

Img_0004     鈴木其一の‘三十六歌仙図屏風’(部分 1835年)

出光美で行われている‘歌仙と古筆’(6/16~7/22)をみてきた。この展覧会は2006年の‘歌仙の饗宴’を楽しんだのでパスのつもりだったが、みどりがめさんから‘佐竹本’の‘山邊赤人’(個人蔵)が出品されている(7/1まで)ことを教えてもらい30日(土)急遽でかけた。

‘佐竹本三十六歌仙絵’の37点を命があるまで一点でも多くみたいと強く願っている。だが、これまでお目にかかったのはまだ17点。だから、未見の‘山邊赤人’がでているならなんとしてもという気になる。左を向いて座っているいる歌聖の‘柿本人磨’が右に、右向きの‘山邊赤人’が左とペアで展示。よく似た図柄でともに硯箱が描かれている。どうみても2人は別格扱い。

展示の最初にお目当ての作品がでてきたのであとは見覚えのある歌仙図や屏風をさらっとみた。そのなかで足がとまったのが俵屋宗達の‘歌仙図色紙 大伴家持’と2年前の回顧展にでてきた鈴木其一(1796~1858)の‘三十六歌仙図屏風’。

今年が‘人磨影供’がはじまって900年にあたる年というのは展示の内容を企画する学芸員しか思いつかないことだと思うが、2006年にでた‘柿本人磨像’とはちがう絵師が描いたものがでていた。狩野永納、土佐光起、住吉広行、そして出光美定番の岩佐又兵衛。

久しぶりに出光美を訪問したが、やはりこの美術館は根津美同様、ブランド美術館。なかなかみれない作品をもってきてくれるのは本当にありがたい。

|

« 2018年後半展覧会プレビュー! | トップページ | 美術館に乾杯! プラド美 その七 »

コメント

いづつやさん、こんにちは。
佐竹本三十六歌仙の山邊赤人は、激レア品だったのですね!展示終了前に お知らせ出来て良かったです。
自分もコツコツと全種類 制覇をしたいです。

投稿: みどりがめ。 | 2018.07.03 02:52

to みどりがめさん
山邊赤人の情報ありがとうございました。たぶん今回
見逃すとこの先はなかったと思います。これで18点、
やっと半分です。

もうひとつ出光に出かけてよかったのが、トイレ
の前に案内されている他館の展覧会の情報です。
後半のプレビューでも紹介しましたが、サントリー
の‘琉球展’に待望の紅型が出品されます。

この美術館で以前開催した紅型展にもでなかった
最高傑作です。もうチェックされているかもしれ
ませんが国宝‘紅色地龍宝珠瑞雲文様紅型’
(7/18~7/30)、そしてこれも追っかけて
いた国宝‘王冠‘も後半に展示されます
(8/22~9/2)。2回出動することになり
そうです。

サントリーのこの展覧会もパスだったので、
みどりがめさんに2つ助けてもらいました。
本当にありがとうございます。

投稿: いづつや | 2018.07.03 10:15

かなり以前に ‘絵巻切断’ という番組をテレビで見た事があります。
その‘切断’されバラバラになってしまった約36枚の絵の主人公達の絵の事とおもいます。
テレビ以後、
何枚かは 大きな展覧会でみてます。やはりコーフンしてました。
特に‘上畳’の初めての公開は何の展覧会でしたでしょうか・・・かなりの評判で 感動で拝見しました。

投稿: Baroque | 2018.07.04 00:35

to Baroqueさん
‘佐竹本三十六歌仙絵’の展示は2006年に
集中的にありました。これはこの年が‘古今和歌集’
成立1100年にあたっていたからでした。

ひとつは東博で‘小野小町’など4点が並びました。
そして、出光美でも上で述べましたように‘歌仙の
饗宴’があり、全部で9点飾られました。Baroque
さんはこれをみられた?

残りのうちあと何点みられるでしょうか。所蔵して
いるのが美術館か個人かはわかっていますが、
美術館にある7点と縁があることを願ってます。
果たして?

投稿: いづつや | 2018.07.04 16:13

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/65878/66894909

この記事へのトラックバック一覧です: 出光美の‘歌仙と古筆’!:

« 2018年後半展覧会プレビュー! | トップページ | 美術館に乾杯! プラド美 その七 »