北欧観光のハイライト! ソグネフィヨルド(1)
北欧ツアーに申し込んだのはフィヨルドをみることとムンクの‘叫び’と対面することだった。ノルウェーの国土のイメージができていないので、フィヨルド観光がどんな具合に進むのか気持ちが少し落ち着かない。
まずはフィヨルド遊覧クルーズ(約2時間)がはじまるフロムをめざす(地図を拡大で)。この行程は前半がベルゲン鉄道、オスロからバスでヤイロまで行きそこで列車に乗り込む。バスからもまだ雪が残り北極圏に近い国を実感させる光景が続いたが、ベルゲン鉄道はさらに高い所を走るので白一色の雪景色。
途中、ハダンケルヨークレン氷河が現れた。氷河に遭遇するのは人生ではじめてのこと。寒さには弱いがここ数年BS2で‘体験!グレートネイチャー’で氷河の絶景を何度も目にしているので息を呑んでみていた。これが氷河か、という感じ。一番高い所にある駅の標高はなんと1222m。だから、5月とはいえまだ雪だらけ。氷河をみて気が引きしまった。
ミュルダール駅で降りると次は後半のフロム鉄道に乗り換える。ここから急勾配の斜面を下ってフロムまで行く。距離は20㎞で1時間ほどで到着する。すばらしい眺めで高い所から流れ落ちる滝の光景が何度も現れ心を揺すぶる。
この鉄道で最も感動するのが水量が豊かで迫力満点の‘ショースの滝’、列車はいったん停まって10分ほどの写真タイムを設けてくれている。皆が写真を撮り終わったころ、突然幻想的な音楽が流れはじめ、前方をみていると滝の途中の岩場に赤い衣装を着た妖精が現れ踊りだす。ありゃら、さらにその下にもう一人でてきた。こんなエンターテイメントがあるなんて、フロム鉄道さん、やるじゃない。
フロムに着くとすでにフィヨルド遊覧のクルーズ船が出港の準備をしていた。さあ、お楽しみのソグネフィヨルドがはじまる。
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