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2018.06.02

コペンハーゲン国立美(3)

Img         ブラックの‘丸テーブルの静物’(1928年)

Img_0001     ジャン・メッツアンジェの‘夏’(1916年)

Img_0002     ムンクの‘家路につく労働者たち’(1914年)

Img_0003     ムンクの‘夕方のおしゃべり’(1889年)

現在、新橋の汐留ミュージアムで回顧展が行われているブラック(1882~1963)、来週でかける予定だが作品情報がなく期待外れになるかもと心配をしている。そんな気にさせるのは国立美でブラックのいい絵をみたから。

飾られているのは静物画2点と初期のフォーヴィスム風に描かれたエスタックの風景画。ブラックのキュビスム絵画のなかで気に入っているのは1928年ころから繰り返し描かれた‘丸テーブルの静物’、この縦長の大きな作品はこれまでメトロポリタンやポンピドー、フィリップスコレクションンなどでみたが、ここにあるものもぐっとくる。テーブルの台は画面と平行になるほど傾いており、滑り落ちそうなギターに余計な心配をしてしまう。

キュビスムらしいのがフランスのナント出身のジャン・メッツアンジェ(1883~1956)の‘夏’。この画家の作品はほんの数点した記憶がないので顔のなかに顔があり胴体が複雑に重なっている人体表現が刺激的だった。メッツアンジェは点描の新印象派やフォーヴィスムにも影響を受けたため、キュビスムの奇抜な形に色彩の強さが加わり魅力的な一枚に仕上がっている。

20くらいの部屋に展示されている18世紀後半から20世紀前半までに活躍したデンマークとノルウエーの画家たちの作品についても時間が許す限りみたが、ほとんどが知らない画家。そのなかで一瞬目が輝いたのがムンク(1963~1944)。大きな絵‘家路につく労働者たち’と‘夕方のおしゃべり’が現れた。

ムンクはオスロでじっくり楽しむ予定だったのにここで大きなオマケをもらった。ムンクの魅力のひとつが画面が大きいこと。ふたつとも見ごたえがあり前菜にしては美味しすぎる一枚だった。素直に嬉しい!

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