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2018.05.31

コペンハーゲン国立美(1)

Img      コペンハーゲン国立美

Img_0001     マティスの‘緑のすじのある肖像’(1905年)

Img_0002     マティスの‘白いスカーフの裸婦’(1909年)

Img_0004     マティスの‘緑のブラウス’(1936年)

Img_0005     マティスの‘バイオリンのある室内’(1918年)

コペンハーゲンで観光客が訪れる定番のスポットはだいたい4㎞四方のところにあるので歩いて移動しても苦にはならない。最後に訪れた国立美の場所は‘コウノトリの噴水’から北に20分くらいのところ、ローゼンボー宮殿のある広い公園の向こう側だから地図をみながら大きな通りを進んで行くと到着する。

事前の情報によりここはマティス(1869~1954)のコレクションで有名なことがわかっている。マティスに関心がむかったころ画集でお目にかかり度肝を抜かれたのが‘緑のすじのある肖像’。その絵があるコペンハーゲンに今いるのである。嬉しくてたまらない。ミューズに感謝!

描かれたモデルはマティスの妻アメリ―、その顔には額から鼻にかけてなんと緑の太いすじがのびている。なんでまた顔に緑の線を塗るの!?このアクセントとなっている緑のほかに使われている色彩は髪の青とその背景の青緑、そして衣服と後ろの赤のみ。これぞ構成を単純にし色彩の力を強く表現したフォーヴィスムの真骨頂。

マティスの作品は全部で11点でていた。数では圧倒的に多い。画集に載っている作品が続々登場するのでテンションは上がりっぱなし。必見リストには4点載せていたが、これほどあるとは。人物画では自画像もあったが、魅了されるのはあまり官能的でない‘白いスカーフの裸婦’や画面いっぱいに女性が描かれた‘緑のブラウス’。

そして、期待値の高かった‘生きる喜び(コリウールの風景)のための習作’の明るい色彩や‘バイオリンのある室内’にも心を奪われた。この2点も画集で何度もみていたが、本物はまさにマティスの類い稀な色彩感覚が存分に発揮されたすばらしい絵だった。やはり、マティスは天性のカラリスト!

残念だったのはマティス晩年の切り紙絵‘ズルマ’が姿をみせてくれなかったこと。でも、これだけいい絵をみれたのだからもって瞑すべしといったところ。

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