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2018.05.05

美術館に乾杯! フォッグ美 その三

Img_0002     プッサンの‘エコーとナルキッソスの死’(17世紀)

Img_0001     アングルの‘ラファエロとラ・フォルナリ―ナ’(1814年)

Img     アングルの‘奴隷のいるオダリスク’(1840年)

Img_0003     ドラクロアの‘ギリシャ騎兵に降伏するトルコ人’(1858年)

フォッグ美が所蔵する作品は質の高い印象派だけでなく、ほかにもそれ以前のフランス絵画やイギリスのラファエ前派が充実していることで知られている。

2008年、アメリカの美術館を本格的にまわったときメトロポリタンで幸運なめぐり合わせがあった。それはプッサン(1594~1665)の大回顧展。作品の数は世界中の名だたる美術館や個人から集めてきた39点。‘エコーとナルキッソスの死’も展示されていた。

この年はパリとロンドンにもでかけたのでプッサンの大当たり!おかげでトータル73点もみることができた。これは一生の思い出。プッサンを最も多く所蔵しているのはルーヴルで20点、アメリカの美術館ではフォッグのほかにMET(5点)、ワシントンナショナルギャラリー(4点)、シカゴ(1点)、ボストン(1点)などにある。アメリカにこれだけプッサンがあるのは驚き、METで回顧展を開催できるのも合点がいく。

アングル(1780~1867)の‘ラファエロとラ・フォルナリーナ’と‘奴隷のいるオダリスク’は画集に必ず載っている有名な作品。2点とも2002年、西洋美で行われた‘フォッグ美ウインスロップコレクションン’展に出品された。オリエントの香りたっぷりの‘奴隷のいるオダリスク’に心がザワザワしたのをよく覚えている。

アングルとくればロマン派のドラクロア(1798~1863)がすぐ登場する。アングルの‘静’に対し、ドラクロアの‘動’、お馴染みの荒々しく跳びはねる馬に目が釘づけになる。ワシントンのフィリップスコレクションにも海辺で体を大きくよじらせた馬を描いたものがあるが、こちらは騎兵を乗せてトルコ人を威圧する姿が強く印象に残る。

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