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2018.04.23

美術館に乾杯! ホイットニー美 その二

Img     オキーフの‘夏の日々’(1936年)

Img_0003        オキーフの‘ひとつのリリーと赤’(1928年)

Img_0002     ワイエスの‘ウインター・フィールド’(部分 1942年)

Img_0001       ジョセフ・ステラの‘ブルックリン橋’(1939年)

画集を一定の数揃えそれを気の向くままながめていると、なんとしてもお目にかかりたい絵がでてくる。何回かアメリカの大きな美術館をまわりそんな思いのこもった作品をみることができた.。

アメリカの画家に絞ってみると、MoMAではワイエスの‘クリスティーナの世界’、シカゴ美ではホッパーの‘夜更かしをする人々’、ボストン美ではサージェントの‘エドワード・ダーリー・ボイトの娘たち’とホーマーの‘見張り’、風景画の極めつきはメトロポリタンにあるハドソンリバー派の大作。

だが、まだみぬ傑作がいくつかある。その筆頭がホイットニー美にあるオキーフ(1887~1986)の‘夏の日々’。絵の存在を知ってかれこれ33年にもなるが、残念ながら姿を現してくれない。だから、ふと妄想する。この絵を目玉にして2度目のホイットニー美展をどこかの美術館がやってくれないかと。

アメリカの荒野の空中に現れた大きな鹿の頭蓋骨、ヨーロッパでは頭蓋骨は絵に描かれて‘メメントモリ(死を忘れるな)’と警鐘を鳴らす。動物の骨だろうが、これは死の象徴であり軽くはみれない。3年前ボストン美でこれとよく似た構図の絵をみたが、まだ満足できない。いつかこの絵の前に立ちたい。

オキーフは花の絵も多く描いている。花のサイズは画面いっぱいを占めるほど馬鹿デカい。これくらい大きくなると具象画というよりは一種の抽象画、色の力がぐっとでてきて花のお化けに圧倒されてしまう。

2016年、ボスの大回顧展をみるためマドリードのプラドへ出かけたが、そのあと寄ったティッセン・ボルネミッサ美でサプライズの展覧会が待ち受けていた。それは夢みたいなワイエス(1917~2009)の回顧展。まさに目の前にお宝がザクザクでてきたような感じ。

こういう機会に恵まれワイエスの作品がまとまった数で目のなかに入ると、次はあの絵を追っかけようという気になる。死んだ烏が横たわる‘ウインターフィールド’は今一番気になっている作品。でも、平常展に出品されることがあるのだろうか。

ボストン美でジョセフ・ステラ(1877~1941)に開眼した。といってもブルックリン橋の絵一枚だが、同じモチーフで構図を少し変えたヴァージョンがホイットニー美にもある。みれるだろうか。

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