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2018.04.13

生誕150年 横山大観展!

Img    ‘白衣観音’(1908年)

Img_0001           ‘彗星’(1912年)

Img_0003     ‘霊峰十趣・秋’(1920年 今岡美)

Img_0002     ‘海に因む十題 波騒ぐ’(1940年 霊友会妙一記念館)

竹橋の東近美ではじまった‘生誕150年 横山大観展’(4/13~5/27)を早速みてきた。日本画家で回顧展が頻繁に行われるのが横山大観(1868~1958)と東山魁夷(1908~1999)。今年は二人そろってあり春が大観で秋に魁夷が行われる。

大観については5年前に横浜美で今村紫紅や冨田渓流らの作品を一緒に展示した共同展があったが、単独の回顧展としては10年ぶり。大観の絵は出かけた展覧会が多いので目に入った作品はかなりな数にのぼる。そのため、隣の方からは‘また行くの!?’といわれてしまうが、プラスαに期待をこめてどうしても足が向かう。

今回のお目当ては100年ぶりに見つかったという‘白衣観音、これは茨城県近美にある‘流燈’の1年前に描かれたもの。大観と春草は1903年にインドへ出かけており、その影響でインドの女性をモチーフにした作品を手がけた。

この絵同様大きな収穫だったのが初登場の‘彗星’、1910年(明治43)地球に接近したハレー彗星に大観は心を大いに揺すぶられたようだ。‘西洋画ではジョットが彗星を描いている、俺も描くぞ’、と熱が入ったのだろうか。大観、やるじゃない!展示は4/13~5/6

青が目に沁みるのが‘霊峰十趣・秋’。‘春、秋、夜、山’が並んでいるが、メナード美蔵の‘夜’以外ははじめてでてきた。3点とも個人の所蔵、毎日みられるのだから羨ましい。

出品作90点のうち美術本に載っている代表作はだいたい登場する。チラシで目を惹く‘夜桜’と‘紅葉’は後半の5/8~5/27の展示。また、重文の‘生々流転’は全期間展示、‘瀟湘八景’は4/13~4/19の出品となっている。だから、これで大観は済マークをつけたい人は2回の出動が必要かもしれない。

名作シリーズの‘海山十題’は7点出品されるが、お気に入りは‘波騒ぐ’(全期間)、勝手に決めている‘波の絵三大傑作’はこれと東山魁夷の‘唐招提寺御影堂障壁画 濤声’、加山又造の‘月光波濤’。じっとみていると岩にあたる波しぶきの音が聞こえてきた。

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