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2018.04.16

昨年に続いて‘加山又造展’!

Img_0003     ‘狐’(1940年)

Img     ‘月と縞馬’(1954年)

Img_0002     ‘冬の濤’(1958年)

Img_0001     ‘月光波濤’(部分 1979年 イセ文化基金)

恵比寿にある自動車会社SUBARUのビルで加山又造(1927~2004)の回顧展‘Re又造’(4/11~5/5)が開催されていることを‘美の巨人たち’で知ったので、大観展をみたあと寄ってみた。

場所はJR恵比寿駅東口から徒歩10分くらいで到着する。このEBIS303 イベントホールははじめて行くところでふだんはどんなことをやっているのか情報がない。ここで贔屓の加山又造の回顧展に遭遇するとはまったくの想定外。いつもの美術館の展覧会と勝手がちがうのでどうなことがおこるのかちょっと緊張した。

主催者のなかにテレビ東京が名をつらねており、企画監修は有限会社加山とある。型通りの回顧展とちがうのは原作の陶板が数多くあること。例えば華麗な作風に心を奪われる‘華扇屏風’など。そして、傑作‘春秋波濤’をもとに大きな立体のつくりものを制作し絵の中に入って楽しめるというおもしろい仕掛けもある。

そのため本物の絵は厳選して展示してあり、10点くらい。その多くはこれまでみたものだった。又造は動物や鳥をいろいろ描いている。狐、鹿、狼、駱駝、キリン、象、サイ、縞馬、馬、龍、猫、犬、鴉、鶴。今回のお楽しみは狐と縞馬と猫。

波を描くことに挑んだ又造、元来水の流れや波の変化をとらえるのは大変難しい。展示されているのは‘夏の濤’と‘冬の濤’、そしてこの絵の21年後に描いた水墨画の最高傑作‘月光波濤’。これは本当にスゴイ絵。激しい波しぶきをみるたびに加山又造は真に偉大な画家だなと思う。4/18まで飾られている。

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