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2018.03.09

ルドンの色彩美!

Img     ‘グラン・ブーケ(大きな花束)’(1901年 三菱一号館美)

Img_0003     ‘花とナナカマドの実’(1901年 オルセー美)

Img_0001     ‘蝶’(1910年 MoMA)

Img_0002     ‘ドムシー男爵夫人の肖像’(1900年 オルセー美)

三菱一号館美では現在、‘ルドンー秘密の花園’(2/8~5/20)が開催されている。ルドン(1840~1916)は二つの顔をもつ画家、一つ目の怪物や蜘蛛がでてくる怪奇的な世界を描いた‘黒の画家’のイメージ、そしてその色彩の美しさから別人かと思わせる‘花や蝶々の画家’。

今、三菱一号館に世界中のブランド美術館からルドンのカラリストぶりを存分に楽しめる作品が集結している。そのなかでとくにグッとくるのがパステルの大作‘グラン・ブーケ(大きな花束)’、今回は特別の演出がある。この絵と一緒に飾られていたドムシー城の食堂に飾られていた花の装飾画がどーんと15点もオルセー美からやって来た。

例えば、‘グラン・ブーケ’と同じくらいの大きさがある‘黄色の背景の樹’や赤のアクセントが目に心地いい横長の‘花とナナカマドの実’など。この部屋では‘ドムシー男爵夫人の肖像’にも思わず足がとまる。この肖像画はオルセーでまだみたことがなかったので大きな収穫だった。

最後のほうの部屋にもいいのが現れてくる。MoMAのルドンは日本でも展示された‘沈黙’と‘花瓶と花’は知っていたが、ほかにも絵の中にすいこまれる‘蝶’があったとは!これはいいめぐり合わせ。また、嬉しかったのが現地で捜したのに会えなかったㇷ゚ティ・パレの‘蝶と花’。

予想以上に収穫の多いルドン展だった。これでルドンは済みマークがつけられそう。

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