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2018.02.08

美術館に乾杯! メトロポリタン美 その二十四

Img_0003          ‘ク―ロス(若者の像)’(紀元前7世紀末)

Img        ベルニーニの‘バッコス祭’(17世紀初期)

Img_0002     カノーヴァの‘メドゥ―サの頭をもつペルセウス’(1808年)

Img_0001     ポンポンの‘シロクマ’(1923年)

メトロポリタンにはルーヴル同様、絵画だけでなく古代文明の出土品も展示されている。正面玄関の右手にあるのがエジプト美術、そして左に進むとみえてくるのは古代ギリシャ・ローマ時代につくられた数々の彫刻。みたい絵画をおおよそ目のなかに入れたので2013年のときは気になっていた‘クーロス(若者の像)’に突進した。

この大理石像は高さが193㎝もあるので図版でみる以上にインパクトがある。ギリシャ旅行をしたときアテネやデルフォイの博物館でクーロスにたくさん出会ったが、この長身の若者も忘れられない。また、キュクラデス文明の素朴な造形が目を惹く大理石彫像‘竪琴を弾く人’にも思わず足がとまった。

次に向かったのは同じ階にあるヨーロッパ彫刻の部屋。お目当てはベルリーニ(1598~1680)の‘バッコス祭 子どもたちがじゃれつくファウヌス’、彫刻家ではミケランジェロとベルリーニに魂を奪われ続けている。その作品があるのはほとんどヨーロッパの美術館や教会。だから、NYでベルニーニが楽しめるとなると流石、MET!という気になる。2008年は改修工事のため展示室はクローズ、ガックリ、5年の時をへてようやく思いの丈をはたした。

カノーヴァ(1757~1822)をスゴイ彫刻家と思っていても、残念なことに作品をみる機会が少なく片手ぐらいの記憶しかない。例えば、ボルゲーゼの‘パオりーナ・ボルゲーゼ’、ローマ国立近美にある大作‘ヘラクレスとリカス’、そしてヴァチカン美の‘メドゥ―サの頭をもつペルセウス’、このペルセウスの8年後に2作目がポーランドの侯爵夫人の注文によってつくられた。それがMETにあるもの。みごたえのあるカッコいい彫像。

おもいろい名前のポンポン(1855~1933)がつくった‘シロクマ’は癒し系の作品。日本にやって来たときは心にやさしく響いた。そして、北海道の旭川動物園でみたシロクマが目の前をよぎった。どうでもいいことだが、昔、鹿児島へ行ったとき‘シロクマ’というかき氷を食べたことがある。

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