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2018.02.16

美術館に乾杯! MoMA その三

Img_0001     ピカソの‘鏡の前の少女’(1932年)

Img     マティスの‘モロッコ人たち’(1916年)

Img_0002     ドランの‘ロンドンブリッジ’(1906年)

Img_0003     アンソールの‘死をみつめる仮面’(1888年)

ピカソ((1881~1973)にかぎらず天才とよばれる芸術家が生み出す作品は多面的な要素が強い。形の革命、キュビスムがピカソの代名詞だが、角々した造形より丸みをおび柔らかいモチーフで画面を構成した作品に心を奪われるものもある。‘鏡の前の少女’はそんな一枚。

小さな円をつなげて姿ができあがった少女はながめている鏡のなかに自分とは違う人物がいて戸惑っているにちがいない。シュルレアリスムを意識したピカソはその奇抜さを表現するのに恋人マリー・テレーズをモデルに使っている。

MoMAはマティス(1869~1954)もたくさん所蔵している。2001年上野の森美で特別展があったとき‘ダンス’など8点が展示された。そのほかにも有名な‘赤いアトリエ’や‘ピアノのレッスン’、切り紙絵の‘スイミングプール’が画集に載っている。驚いたことにまだあった。2013年の訪問でさらに3点が加わった。これで14点。流石、MoMA!

一番気に入っている‘モロッコ人’は日本でもみたが、最初の出会いはNYではなくワシントンナショナルギャラリー、それははじめてアメリカを訪問した1990年のとき。ここでマティス展が開催されており、美術本にでている有名な作品が並んでいた。そのなかで背景の黒に浮き上がる緑のメロンが目にとても心地よかった。色のコントラスが印象深かったので、その横で背を向けて座っているモロッコ人には気がつかなかった。

マティスのフォーヴィスム仲間のドラン(1880~1954)が描いた‘ロンドンブリッジ’はインパクトのある風景画。明るい色彩がつくりだすテムズ川の情緒豊かな光景が目に沁みる。前回ロンドンへ行ったのは8年前、また美術館巡りがしたくなってきた。風景画は誘惑する。

仮面や髑髏でお馴染みのベルギーのアンソール(1860~1949)。ここには2度日本にやって来た‘聖アントニウスの試練’と‘死をみつめる仮面’がある。この仮面の絵は5年前やっとみれた。次のターゲットはこれと同じ年に描かれた代表作‘キリストのブリュッセル入城’(LA ポール・ゲッテイ美)、LAへ行きたいのはこの絵をみたいから。

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