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2018.01.31

美術館に乾杯! メトロポリタン美 その十六

Img     モネの‘サンタドレスの庭園’(1867年)

Img_0001     モネの‘マヌポルト(エトルタ)’(1883年)

Img_0003     マネの‘舟遊び’(1874年)

Img_0002     ピサロの‘ポントワーズのジャレの丘’(1867年)

印象派の作品はどこの美術館でも人気が高く、メトロポリタンでも2階左に設けられた展示室はいつも大賑わい。美術館に出かけたときはどの画家の作品が何点あったか、できる限る必見リストの横にメモしている。そうした情報がたまってくると多く飾られている画家がわかってくる。

METではモネ(17点)、ルノワール(9)、セザンヌ(8)、ドガ(8)、マネ(7)、ゴッホ(7)、スーラ(6)、ゴーギャン(5)、ロートレック(5)、群を抜いて多いのがモネ(1840~1926)、これはほかのブランド美術館でも同じ。例えばシカゴでは25点、フィラデルフィア18点、ワシントンナショナルギャラリー15点、ボストン9点。

美術館では写真撮影がOKなので一点も残さず撮りまくり、あとで手持ちのモネの図録の空きスペースにペタペタ貼りつけている。これによりMyお宝図録ができあがった。METにあるモネで魅了され続けているのは北斎の‘富嶽三十六景’の影響が強くでている‘サンタドレスの庭園’とこのサンタドレスから20㎞くらい北上したところにある奇岩、エトルタを描いたもの。

マネ(1832~1883)の‘舟遊び’はセーヌ川沿いの村アルジャントゥーユでルノワールやモネと一緒に描いていたときの作品。舟の帆を右端でカットしているのは明らかに浮世絵の構成を意識している。ここにはほかにクールベと同じモチーフで描いた‘女とオウム’や‘スペイン人の歌手’などにも足がとまる。

印象派の兄貴格的な存在であるピサロ(1830~1903)の‘ポンとワーズのジャレの丘’も見逃せない一枚。図録で気になっていたが、2013年にようやく対面が叶った。手前に描かれた右の曲がる道に影ができているのはコローの影響。心に沁みる風景画でピサロのベスト5に即登録した。

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