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2017.12.21

東博の‘刀剣鑑賞の歴史’!

Img     ‘太刀 銘 光忠’(重文 鎌倉時代・13世紀)

Img_0001     国宝‘刀 無銘 正宗(名物 観世正宗’(鎌倉時代・14世紀)

Img_0002     国宝‘短刀 銘 行光’(鎌倉時代・14世紀)

現在、東博本館では特集展‘刀剣鑑賞の歴史’(12/5~2/25)が行われている。場所は1階の14室(正面向かって右奥角っこの部屋)。たまたま東博のHPを開いたら、目に入ったので忘年会がはじまる前に出かけてきた。

東博へ定期的に通っていたころは刀剣が飾ってあるところには必ず行っていた。そのため、東博が所蔵する国宝、重文は数点を残してだいたい目に入っている。刀をみるときとくに関心を寄せているのは刃文、本を読んだりしてその種類を頭に入れた。

ここにあげた国宝‘短刀 銘 行光’が‘直刃(すぐは)’で、見事な‘のたれ’がみられるのが相州正宗の国宝‘刀 無銘 正宗(名物 観世正宗)’、そして長船光忠の‘太刀 銘 光忠’で目が釘付けになるのが‘丁子刃(ちょうじば)’や‘互の目(ぐのめ)’。

覚えることはまだある。刀工がいた場所とその時代。いろいろなところで刀はつくられてきたが、備前と相州をおさえておけばまあ安心。日本最大の刀剣生産地である備前には平安後期に興った古備前派、鎌倉前期の一文字派、そして鎌倉中期に不動の地位を築いた長船派の三派がある。光忠は長船派の祖、その子どもが長光。

鎌倉中期に京や備前から集まってきた刀工たちによってはじまったのが相州鍛冶。祖は新藤五国光、その子どもとも弟子ともいわれるのが行光、正宗。今回は国宝が4点、行光の短刀、正宗(名物観世正宗と金象嵌銘正宗)、正宗の子どもの貞宗の名物亀甲貞宗がみられる。見ごたえのある刀剣に魅了された。

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