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2017.12.14

2017年 感動の西洋美術 ベスト10!(1)

Img_0002     ティツイアーノの‘ダナエ’(1544年 カポデイモンテ美)

Img     カッサンドルの‘ノルマンディー’(1935年)

Img_0001_2    シャセリオーの‘カバリュス嬢の肖像’(1848年 カンベール美)

昨年同様、展覧会のくくりだけでなく出会った作品ごとにみて感動の大きかったものについてもベスト10!を選んでみた(3回に分けて)。いずれもはじめてお目にかかったもの。まずは西洋美術を見た順番で。

ここ2年、ヴェネツィア派とボッティチェリが大盛り上がりだっが、東京都美の‘ティツィアーノとヴェネツィア派展’(1/21~4/2)にはティツィアーノ(1485~1576)の傑作‘ダナエ’が登場した。これを所蔵しているのはまだ訪問が実現していないナポリのカポデイモンテ美、ここの自慢のコレクションであるティツィアーノが今回4点もやって来たのだから言うことなし。念願の‘ダナエ’に会えて最高の気分だった。

ポスターの世界で革命をおこしたカッサンドル(1901~1968)の存在を知ったのは何年か前に放送された日曜美術館、ロートレックのポスターなども一緒にでてきたが、最後に紹介されたカッサンドルの斬新なポスターに目が点になった。そのひとつが豪華客船の宣伝に使われた‘ノルマンディー’、懐が豊かなフランス人はこのポスターをみたらこれに乗って海の旅を楽しもうと思ったにちがいない。

カッサンドルの作品をいつかまとまった形でみたいと願っていたので埼玉県近美で開催された回顧展(2/11~3/26)は喜び勇んででかけた。ほかにも列車の線路の造形が大きな才能を感じさせる‘エトワール・デュ・ノール’を立ち尽くしてみていた。

昨年はカラヴァッジョをとりあげその実力をみせつけた西洋美が今年は渋い画家をぶつけてきた。これまで片手くらいしかお目にかかったことのないシャセリオー(1819~1856 2/28~5/28)。

一体どんな画業だったのか興味はあったが、期待していたオルセーにある代表作がなかったので肩透かしを食らった感じ。でも、‘カバリュス嬢の肖像’と裸婦図の‘泉のそばで眠るニンフ’には思わず足がとまった。

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