« 美術館に乾杯! フィラデルフィア美 その八 | トップページ | 美術館に乾杯! フィラデルフィア美 その十 »

2017.11.17

美術館に乾杯! フィラデルフィア美 その九

Img_0001     ポロックの‘男と女’(1942年)

Img_0003       ロスコ

Img_0002      ニューマン

Img        フランシス

美術館で企画展を催されるとき、見逃したくないのは1人の作家の作品をどーんと集めてくる回顧展。日本で頻繁に開催されるのはやはり印象派関連のもの。毎年どこかの美術館でやっている。今、東京都美ではゴッホ展が行われている。

これに対し近現代アートの場合、画集が必ずあるビッグネームの作家でさえ、まとまった形で作品を楽しめる回顧展となると滅多にしかお目にかかれない。そのため、2012年にみたポロック展(東近美)などはめぐり合わせ良さをずっと感じ続けている。

一度回顧展を体験すると、画風のイメージや作品の流れにひとつのコアができるのでまたどこかで作品をみたとき敏感に反応することが多くなる。フィラデルフィアでポロック(1912~1956)の‘男と女’をみたのは、回顧展の1年後。やはり生の絵は図版でみる以上にポロックの表現したいことが伝わってくる。

一見すると家の柱に子どもが落書きしたような感じだが、左は明らかに女。上のほうで目玉のようなものが縦に並んでいるのがおもしろい。右の男はイメージのふくらみは少しばかり。黄色の部分が鼻で口を大きくあけている?

ワシントンのナショナルギャラリー同様、ロスコ(1903~1970)とニューマン(1905~1970)が揃っているのは流石というほかない。二人とも川村記念美で回顧展があったからすぐ絵のなかに入っていける。また、あまりみる機会のないサム・フランシス(1923~1994)が姿を現してくれたのも大きな収穫。

|

« 美術館に乾杯! フィラデルフィア美 その八 | トップページ | 美術館に乾杯! フィラデルフィア美 その十 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/65878/66055801

この記事へのトラックバック一覧です: 美術館に乾杯! フィラデルフィア美 その九:

« 美術館に乾杯! フィラデルフィア美 その八 | トップページ | 美術館に乾杯! フィラデルフィア美 その十 »