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2017.11.08

いつも盛況の‘ゴッホ展’!

Img     ‘タラスコンの乗合馬車’(1888年 プリンストン大美)

Img_0002     ‘サント=マリーの海’(1888年 プーシキン美)

Img_0001     ‘ポプラ林の中の二人’(1890年 シンシナティ美)

Img_0003     ‘夾竹桃と本のある静物’(1888年 メトロポリタン美)

上野へでかけ東京都美で開催中の‘ゴッホ展 巡りゆく日本の夢’(10/24~1/8)をみてきた。ゴッホ狂なので期待で胸が膨らむが、チラシをみて狙い目の作品は決めてある。出品作が多いのはアムステルダムのゴッホ美とオッテルローのクレラー・ミュラー美。ここからやって来るものが回顧展の軸になれば、満足度の高い一級のゴッホ展。館内は予想通り大勢の人がいた。

手元に‘ゴッホ全油彩画’(2冊 TASCHEN 2010年)があり、載ってる作品を一点々つぶしていくのは大きな楽しみになっている。今回済みマークがついたのは6点、だから機嫌がいい。もっとも期待していたのはプリンストン大美からやって来た‘タラスコンの乗合馬車’、一見べたっとした絵だが、馬車の車輪と後ろの家の壁の白がとても印象深い。そして赤と緑の補色効果にもぐっと惹きつけられる。

画面の上部にヨットが沢山浮かんでいる‘サント=マリーの海’に遭遇したのも大きな収穫。チラシになかったので宝物を拾ったような気分、これでプーシキンで残っているのは‘赤い葡萄畑’と‘馬車と鉄道のある風景’。これはモスクワに行かないと見れないかもしれない。

ゴッホに魅せられたアメリカ人コレクターは多く、作品は全米の美術館に分散している。シンシナティ美蔵の‘ポプラ林の中の二人’も長くみていた。林立するポプラの配置の仕方がゴッホには珍しく遠近法に従っており、奥行きのある空間描写が目を釘づけにさせる。

メトロポリタンには‘糸杉’などいい絵が揃っているが、静物画の‘アイリス’と今回はじめて登場した‘夾竹桃と本のある静物’も心を奪われる名画。この2点とポールゲッティがもっている‘アイリス’を勝手にゴッホ静物画のビッグ3にしている。

今年はこのゴッホ展をいろんな人にPRしてきた。来年の1/8までやっているので忘年会で会う友人には熱く語りたい。

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