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2017.10.20

これぞ国の宝!

Img     雪舟の国宝‘秋冬山水図’(室町時代・15世紀 東博)

Img_0003     俵屋宗達の国宝‘風神雷神図屏風’(江戸時代・17世紀 建仁寺)

Img_0001国宝‘青磁鳳凰耳花入 銘万声’(南宋時代・13世紀 和泉市久保惣記念美)

Img_0002     国宝‘時雨螺鈿鞍’(鎌倉時代・14世紀 永青文庫)

長いこと美術館へ足を運んでいるとこれは10年に一度、いや20年に一度の特別展と思わせるビッグな展覧会に出くわす。2002年京博で行われた雪舟展もそのひとつ。だから、今回の国宝展でも京博は雪舟(1420~1506)への思い入れが強く、なんと国宝6点を全部もってきた。これは圧巻!

その6点があるのは2階、ただし全部でているのは22日(日)まで。これぞ国宝、という感じの‘秋冬山水図’がでんと飾ってあるし、長さが15mもある‘山水長巻’も15年ぶりに展示されている。こんな豪華な雪舟はまちがいなく20年に一度の機会。混雑しようがもう出かけるしかない。

宗達(?~1640)の代表作‘風神雷神図’に9年ぶりに会った。宗達はどんな顔をしていたのかまったくわからないが、この天才絵師を愛し続けている。2年前ワシントンのフリーア美で開催された宗達展にでかけ、念願の‘松島図屏風’との対面を果たした。これで日本画の追っかけは終わり。大げさにいえば、日本画とのつきあいは‘風神雷神図’ではじまり、‘松島図’で終了したといっていい。思いの丈が叶いミューズに心から感謝している。

磁器のコーナーでⅡ期(10/17~10/29)にでているのは龍光院蔵の‘曜変天目茶碗’、‘青磁鳳凰耳花入’、‘飛青磁花入’の3点。過去にみた耳付花入のなかで最も大きいのが今回でている‘鳳凰’、大きいから国宝になったというわけではないが、見ごたえのある青磁の花入。何度みても感激する。

このところ目白の永青文庫にご無沙汰しているが、‘時雨螺鈿鞍’が目の前に現れたので最接近してみた。このすばらしい螺鈿細工を目白ではじめてみたときは200%KOされた。この鞍によって螺鈿の魅力に開眼した。

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