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2017.10.06

美術館に乾杯! ワシントンナショナルギャラリー その二

Img     ダ・ヴィンチの‘ジネヴラ・デ・ベンチ’(1474年)

Img_0002     ラファエロの‘アルバの聖母’(1510年)

Img_0001     ボッティチェリの‘東方三博士の礼拝’(1482年)

Img_0003     ボッティチェリの‘ジュリアーノ・デ・メディチ’(1478年)

ナショナルギャラリーの各部屋をまわっていて、ルーブルやウフィッツイにいるような気になる空間がある。ここにはルネサンス絵画のビッグ3、ダ・ヴィンチ、ボッテイチェリ、そしてラファエロのすばらしい絵が並んでいる。

アメリカにあるダ・ヴィンチ(1452~1519)は‘ジネヴラ・デ・ベンチ’の一枚だけ。美術本に載ってる図版だと絵の大きさがわからないから普通かそれ以上のサイズと思ってしまうが、この絵は縦39cm、横37cmの小品。もちろん絵の大きさで作品の価値がきまるわけではない。

この肖像画にはダ・ヴィンチの高い画技が存分に発揮されている。女性の顔立ちは特別魅了される感じではなく、どちらかというと才女タイプ。そのためちょっと近寄りがたい雰囲気がある。でも、それは横に置いて最接近してダ・ヴィンチの超絶技巧ともいえる金髪の毛一本一本の描き方を深く見る。やっぱり、ダ・ヴィンチはスゴイ!

ラファエロ(1483~1520)の‘アルバの聖母’は大きな感動を覚える一枚。これぞラファエロ!と乾杯をあげたくなる。トンド(円形画)という画面を得意としたボッティチェリもこの絵をみたら裸足で逃げるかもしれない。背景の風景の見せ方は感心するほど上手い。

ボッティチェリ(1444~1510)もいいのが揃っている。‘東方三博士の礼拝’は昨年日本にやって来たウフィッツイにある自画像入りが有名だが、ここにあるものも心を奪われる傑作。人物の配置と建物のバランスがいいため画面をじっくり隅から隅までみてしまう。

メディチ家のジュリアーノを描いた肖像画は赤の衣服と存在感のある子貴公子姿が強く印象に残る。えてしてこういうカッコいい男には悲劇的なことがおこる。1478年ライバルのパッツィ家が放った刺客に殺されてしまう。そんな事件のことを思いながらみていた。

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