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2017.09.20

美術館に乾杯! シカゴ美 その八

Img     アンリ・ルソーの‘滝’(1910年)

Img_0003     バルテュスの‘トランプ占い’(1943年)

Img_0002     ベックマンの‘自画像’(1937年)

Img_0001     サージェントの‘人物を描く女性画家’(1907年)

手元にあるアンリ・ルソー(1844~1910)の画集を何度もみているので、どの絵がどこの美術館におさまっているかはおおよそ頭のなかに入っている。ざっとみて主要作品の半分はアメリカの美術館が所蔵している。正確なチェックはできていないが、大きな美術館でみるとボストン美以外はどこへ行ってもルソーを楽しめる。

シカゴ美にあるのは最晩年に描かれた‘滝’、残念なことに2008年に訪問したときは姿をみせてくれなかった。2度目のシカゴ旅行が実現したら真っ先に突進することにしている。ルソーの代名詞になっている熱帯森林画をもっているアメリカの美術館はメトロポリタン、MoMA、ワシントンナショナルギャラリー、シカゴ、フィラデルフィア、クリーブランド、バージニア、ノートン・サイモン。

クリーブランド美の‘水牛を襲う虎’はありがたいことに2014年日本にやって来た。残るはシカゴ、リッチモンドのバージニアとパサディナのノートン・サイモン。一番近い目標にしているのが、ノートン・サイモンの猿がいっぱいでてくる作品。果たして夢が実現するか。

3年前大きな回顧展があったバルテュス(1908~2001)、METが4点くらいもっているが、シカゴが所蔵しているのは‘トランプ占い’。モデルの少女はいつものように右膝をつきテーブルに寄りかかってひとりでトランプ占いをしている。この膝を立てたりついたりするポーズが観る者の心をザワザワさせる。

ドイツ表現主義のベックマン(1884~1950)はフランスやイギリスの美術館では頻繁には遭遇しないのに、アメリカのコレクターは想像以上にこの画家を集めている。自画像は昨年あったデトロイト美でもみたし、かなり昔出かけたハーヴァード大のフォッグ美でも対面した。ベックマンが自画像を何点も描いたのはゴッホに影響されたのかもしれない。

本籍アメリカ、現住所パリの画家サージェント(1856~1925)は今日本での回顧展を強く望んでいる画家。はたからみると妄想しすぎと切捨てられそうだが、あと数年したら実現するとみている。そのとき、‘人物を描く女性画家’が出品されると心はバラ色になる。

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