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2017.09.13

美術館に乾杯! シカゴ美 その四

Img     ドラクロアの‘ジャウールとパシャの戦い’(1826年)

Img_0001     アングルの‘男性の肖像’(1823~26年)

Img_0002     モローの‘ヘラクレスとレルネーのヒドラ’(1876年)

Img_0003     アンソールの‘魚と海老のある静物’(1898年)

パリのルーヴルやグラン・パレ、ロンドンのナショナルギャラリーのHPを定点観測しようと年のはじめに思うものの、実際には実行されない。そんな気持ちにさせるのはこうした美術館では西洋絵画世界で誰もが知る大物画家の回顧展がときどき開かれるから。

今年はルーヴルで確かフェルメール展があったはずだし、5年くらい前にはナショナルギャラリーでダ・ヴィンチ展が開催された。せっかく西洋絵画と縁があったのだから、美術の本に載っている画家の回顧展に遭遇することを夢見たい。

例えば、ルーヴルにドラクロア(1798~1863)やアングル(1780~1867)がたくさん集められることになったら、いざパリへ!となるかもしれない。‘ジャウールとパシャの戦い’はプティ・パレでもこの絵のあとに描かれた別ヴァージョンをみたが、シカゴのほうが二人の勇者が乗っている馬同士の距離がㇷ゚ティパレとはちがい少し離れているので戦いの様子がみやすくなっている。

アングルの肖像画というと女性を描いたものがすぐ目に浮かぶ、身につけている衣服が半端ではないリアルさで描かれるのをみるとしばらく絵から離れられなくなる。これに対し男性の場合は、人物の姿そのものに魅了されることが多い。この男性の肖像も内面までろらえられている感じがして、長くみていた。

モロー(1826~1898)の作品はオルセーやモロー美でみたものが心のなかの大半を占めているが、ほかの美術館ならメトロポリタンの‘オイディプスとスフィンクス’とシカゴの‘ヘラクレスとレルネーのヒドラ’が忘れられない。蛇が苦手のため、この鎌首を高く上げたヒドラを直視できなかったが、その強烈なイメージが記憶に長く残っている。

想定していなかったのがアンソール(1860~1949)の静物画、テーブルには魚や海老のほかに陶器の皿や瓶はとてもバランスよく配置されている。オランダ絵画でみる魚屋の風俗画よりこちらのほうがゆったり楽しめる。

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