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2017.09.26

龍光院の曜変天目茶碗 ‘国宝展’に出品!

Img_0001     国宝‘曜変天目茶碗’(12~13世紀 京都・大徳寺龍光院)

Img     葛飾北斎の‘雪中虎図’(1849年)

Img_0003     葛飾北斎の‘女波図’(1845年 長野小布施・北斎館)

歌麿の‘吉原の花’をみた箱根の岡田美に10/6から大阪のあべのハルカス美ではじまる北斎展のチラシが置いてあったので家に持ち帰った。この展覧会はイギリスの大英博でも開催され大勢の人が押し寄せたという。

そんな話題の浮世絵展、大阪まで遠征するかパスするかおおいに迷った。そして出した結論が今回はパス。気になる作品がないわけではない。チラシに大きく使われている肉筆画の‘雪中虎図’は以前から気になっている絵で過去の回顧展にはいずれも姿をみせてくれなかった。このチャンスを見逃したらもう二度と会えないかもしれない。

その思いがある一方、目玉の小布施の北斎館に飾られている‘男波図’‘女波図’は現地でみており、晩年に描かれた肉筆画は日本にあるものはだいたいお目にかかっている。海外から里帰りしたものにあっと驚かされるかもしれないが、その情報がないので結局関心のある‘雪中虎図’1点買いの北斎展となる可能性もある。思案の末、この絵をみるために新幹線に乗るのはやめることにした。

ところが、思わぬ情報が入って来たのでやはり大阪に行くことにした。背中を押してくれたのは京博の‘国宝展’(10/3~11/26)。秋の京都はこの展覧会で盛り上がることはまちがいない。お宝の絵画や木彫などがどどっとでてくる。だから、日本美術への興味が沸きだしたころだったら万難を排して出かけたところ。

でも、国宝の追っかけは最終の直線コースを入ってもうすぐゴールというところまできているので前からパスときめていた。そしたら、ビッグな作品情報が飛び込んできた。なんと京都・大徳寺龍光院が所蔵する‘曜変天目茶碗’が展示されるという。期間はⅡ期(10/17~10/29)。これは200%見逃せない。

日本にある国宝の曜変天目茶碗は3つ、これまで成静嘉堂文庫と藤田美にあるものは幸運なことにみることができた。ところが、この龍光院のものはまったく縁がなかった。みたくてしょうがないのに展覧会にでてこないのである。

展覧会に出品されたのはおそらく1999年大阪市立東洋陶磁美で開催された‘宗磁展’が最後。この展覧会は広島にいるときくクルマを走らせて巡回した萩の浦上記念美でみたが、曜変天目茶碗は大阪のみの出品。それから18年経った今年、ようやく鑑賞の機会がめぐってきた。ワクワクしている。

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