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2017.08.21

美術館に乾杯! ハーシュホーン美 その五

Img     ウォーホルの‘花’

Img_0003               デイヴィス

Img_0002               ムーア

Img_0001              ヘップワース

現代アートをアメリカ人作家の作品を軸にして楽しもうと思うと、どこの美術館にいけばいいか。ハーシュホーンを知る前は、ヨーロッパではパリのポンピドーセンターとロンドンのテート・モダンへ出かけ、アメリカならNYでMoMA、メトロポリタン、グッゲンハイム、そしてホイットニーをまわる。

アメリカの場合、もう一つ忘れてならないのがワシントンナショナルギャラリーの東館。NYには4つの美術館があるのでポロック、ロスコ、ウォーホル、リキテンスタイン、デ・クーニングといったスターア―ティストの作品が存分に味わえる。

一方、ワシントンを訪問してもナショナルギャラリーとハーシュホーンに足を運べばNYと変わらないくらいの高い満足度が得られる。2013年のときはポップアートの旗手のウゥーホル(1928~1987)は2館で3点みれた。ハーシュホーンで魅了されたのは緑の葉っぱと5つの青の花びらをつけた花が画面いっぱいに描かれたもの。一般的な静物画とはちがい、なにか浮き浮きするような気持になる。これがポップ調の真髄。

デイヴィス(1892~1964)の作品には模様で埋め尽くされた四角や曲がった線のほかに文字や記号が描き込まれている。こういう画風ですぐ思いつくのはピカソのコラージュやクレーの作品。対象を平板的に扱うのは同じだが、デイヴィスの作品は記号や形は自由に主張し合い互いの存在を浮き立たせている感じ。こんな公平な組み合わせはいかにもアメリカ的。

イギリスの現代彫刻家ヘンリー・ムーア(1898~1986)とバーバラ・ヘップワース(1903~1975)はともにヨークシャーの出身。このところ、熱海のMOA美に出かけていないので、ムーアはハーシュホーンでみたあとはとんと縁がない。

ムーアがブロンズに穴をあけるのに対して、女性彫刻家ヘップワースがなかをきれいにくりぬいているのは木。竹細工は日本人の琴線にふれるから、このヘップワースの作品が気に入っている。小品だがこういうものが部屋にあったら心がぐっと落ち着くにちがいない。

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