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2017.08.23

美術館に乾杯! コーコラン美 その一

Img_0004      ワシントンD.C.の美術館(拡大で)

Img     ドガの‘カフェ・コンセール’(1877年)

Img_0003     サージェントの‘ヘンリー・ホワイト夫人の肖像’(1883年)

Img_0002     ホーマーの‘編み物をする女性’(1879年)

2013年、ワシントンD.C.に行ったときはじめてでかける美術館は3つあった。邸宅美術館のフィリップス・コレクション、現代アートで良質のコレクションを誇るハーシュホーン美、そしてホワイトハウスの近くにあるコーコラン美。

ハーシュホーン同様、作品情報の乏しいコーコランに入ってみようと思ったのはひとえにドガ(1834~1917)の‘カフェ・コンセール’がみたかったから。ドガのいい絵が散らばっているアメリカの美術館でこの絵はかなり前から関心を寄せていた。でも、所蔵されているのは馴染みのないコーコラン美。はたして見る機会がめぐってくるだろうか、そんな気持ちが長く続いた。

幸運なことにワシントンを訪問する回数が増えたため、コーコランも新規開拓のオプションに入ってきた。入館してすぐドガを目指したが、どこにも見当たらない。1階の展示室でヨーロッパ絵画の部屋はひとつだけ、あとの2つはアメリカ絵画なので、ここにないということは貸し出し中か修復しているかのどちらか、とんだ肩透かしを食ってしまった。

ショックは大きかったが、それを和らげてくれる感動的な作品が隣のアメリカ絵画のところにあった。その画家は日本でいつか回顧展が開かれることを密かに期待しているサージェント(1856~1905)、見度な女性の肖像画が2点。その一枚がヘンリー・ホワイト夫人を描いたもの。サージェントの肖像画の場合、モデルはいつも目を見張らせるほどの美貌の持ち主が多いが、この夫人は女優と見まがうほどのエレガントな立ち姿。うっとりしながらみていた。

ホーマー(1836~1910)は荒々しい海の光景やそうした厳しい自然に力強く立ち向かう人物を作品にしているが、日常生活のひとこまをとらえた人物画も描いている。ちょっとキツイ目が気になる‘編み物をする女性’は水彩画の魅力はよくでている作品。

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