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2017.07.25

豪華なラインナップを揃えた‘ボストン美の至宝展’!

Img     ゴッホの‘郵便配達夫ルーラン’(1888年)

Img_0003     モネの‘睡蓮’(1905年)

Img_0002     ルノワールの‘花の静物画’(1869年)

Img_0001 サージェントの‘フィスク・ウォレン夫人と娘レイチェル’(1903年)

待望の‘ボストン美の至宝展’(7/20~10/9)が東京都美ではじまった。以前とちがって開幕日に出かけることにこだわってなくオープン後頃合いをみて足を運ぶことが多いが、今回はタイミングがあい初日の午前中に入館した。

ボストン美のコレクションはこれまで何度もやってきている。そのため、自慢のミレーや印象派には再会する作品も多いがお馴染みの名画だからクラシックの名曲を聴くのと同じように高揚感がどんどん高まっていく。

気分が最高に盛り上がるのがゴッホ(1853~1890)の‘郵便配達夫ルーラン’と‘ルーラン夫人’が並んで展示されているところへきたとき。2015年12月に訪問したボストン美では2点はこういう風に飾られてはいない。だから、日本で特別の演出がされているのである。とってもいい感じ。

昨年はデトロイト美展(上野の森美)でゴッホの自画像など2点をみたが、このルーラン夫妻はその2倍も感激する。腹の底からゴッホに乾杯! 展覧会がはじまる前、‘ルーラン’はまだ日本に来たことがないと繰り返し言ってきたが、これは間違いで上野東京ラインさんによると2005年名古屋ボストンにお出まし頂いていた。だから、東京に登場するのははじめてというのが正確な言い方。

5点ある‘ルーラン夫人’のなかでボストンにあるものはすばらしい出来栄えなので、これから10月のはじめまでに上野へ出かけると極上のゴッホと対面できる。夏休みに入った子どもたちのなかにはこの絵をみてゴッホにとりつかれる子がでてくるかもしれない。

モネ(1840~1926)の‘睡蓮’は何度みても心を奪われる傑作だが、今回だけは、ゴッホがあるので分が悪い。でもこの絵も忘れないで欲しい。そして、ルノワール(1841~1919)の花の静物画、これはルノワールが描いた静物画では最上位に位置づけられるもの。

ボストン美が所蔵するサージェント(1856~1925)がやっと姿を現した。拍手々!‘フィスク・ウォレン夫人と娘レイチェル’は美術館の英語版図録にも載っている魅力いっぱいの肖像画。

次は‘エドワード・ダーリー・ボイトの娘たち’を期待したとろこだが、じつは2007年にこの絵も名古屋ボストンで披露されていた。迂闊にもまったく情報が抜けていた。となると、再来日は無理かな。

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