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2017.07.13

美術館に乾杯! ウィーン美術アカデミー付属美

Img_0004     ボッティチェリの‘聖母子’(15世紀)

Img_0005     ボスの‘最後の審判’(1506年)

Img_0002      中央パネル‘この世’の拡大

Img_0003      中央パネル‘この世’の拡大

昨年6月、マドリードのプラド美でボス(1450~1516)の大回顧展をみれたことは古典絵画ではカラヴァッジョ展(2010年 ローマ)とともに生涯の思い出。夢にまでみた作品が続々と現れてくるラインナップに体が震えるほど興奮した。

この回顧展で一番のお目当てだったのがポルトガルのリスボン国立古美から出品された‘聖アントニウスの誘惑’、これでボスの怪奇ワールド三部作が全部目のなかに入った。あと二つは最高傑作の‘快楽の園’とウィーン美術アカデミー付属美にある‘最後の審判’。

‘最後の審判’をまたみたかったが、これは実現しなかった。ウィーンでこの絵に遭遇したのは35年くらい前のこと。美術アカデミー付属美は美術史美からすぐ近くのところにあり、こじんまりとした美術館だった。強く印象に残っているのはボスとボッテイチェリ(1444~1510)の‘聖母子’、そして昨年西洋美のクラーナハ展にやってきた‘ルクレティア’。

‘最後の審判’と‘快楽の園’をみたのは同じ年。だから、ボスが表現する一風変わった怪物たちのバリエーションが一気に広がった。‘最後の審判’でその異様な姿が目に焼きついたのが頭と足だけの怪物。こういう体の丈をぎゅっと縮めた人物をボスはどこから発想したのだろうか。

この小人タイプには怖さはないが、上のほうにいる髭ずらの男は同じく胴なしで鷲のような足をくっついている人間と鳥のハイブリッド種、怪奇的なキャラの立ち方なのであまり長くはみていられない。

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