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2017.07.13

美術館に乾杯! オットー・ワグナーの近代建築

Img_0001     ウィーンの‘リング通り’
Img_0002    オットー・ワグナーの‘マヨルカ・ハウス’(1899年)

Img_0003       ‘マヨルカ・ハウス’の拡大

Img     オットー・ワグナーの‘カールス・プラッツ駅舎’(1899年)

海外ツアーに参加し自由行動で単独に動けるときはなるべきその街の地下鉄やバス、電車を利用して目的地をめざすことにしている。観光バスの中からではシンボル的な建物のある場所や通りの方向を立体的につかむのは難しい。街の雰囲気を体で覚えるにはやはり公共交通機関に乗ったり自分の足で歩くのが一番。

二度目のウイーンでオットー・ワグナー(1841~1918)が建てた装飾性豊かな世紀末様式の建築をみてまわったときも‘リング通り’を走っている電車をしっかり利用した。

まずめざしたのが‘分離派館’の近くにある‘マヨルカ・ハウス’、ここは現在も人が住んでいる集合住宅。外観のバラの装飾模様がすばらしく、思わず足がとまった。これがウィーンのアールヌーヴォーか!という感じ。イタリアのマヨルカ産のタイルが使われており、巨大な壁画をみているよう。

ここで小さな事件があった。隣の方は現地の男性から‘中国人か?’と言われたらしい。むきにならなくていいのに‘ジャパニーズよ!’と強く返事したという。2003年の頃は豊かになった中国人がヨーロッパ観光のいたるところに出没していた時期で、この名所スポットにもどこからともなく中国人ツアーがやってきた。そのため、東洋人は皆中国人にみえたのだろう。

‘マヨルカ・ハウス’から次の目的地‘カールス・プラッツ駅舎’まで移動するのに予想外に手間取った。どこをどう間違えたのかずいぶん歩いてやっとたどり着いた。ワグナーはこの駅舎ではじめて建物の外観に花の模様を描いた。金色のひまわりのデザインはクリムトの絵を思いおこさせる。

このときは時間がなくてワーグナーのもうひとつ有名な‘郵便貯金局’(1906年、1912年)を見逃した。またウイーンを訪れることがあったら、是非リカバリーしたい。

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