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2017.07.09

美術館に乾杯! クンストハウス・ウィーン その一

Img      クンストハウス・ウイーンの外観

Img_0004    展示室の波打つ床

Img_0002     フンデルトヴァッサーの‘イエローハウス’(1966年)

Img_0003     ‘バルカンの彼方のイリーナの国’(1969年)

画家で建築家のフンデルトヴァッサー(1928~2000)の作品にはじめて出会ったのは2000年に放送されたNHKの美術番組、ミュージシャンの石井竜也がフンデルトヴァッサーが1998年から住んでいたニュージーランドを訪ねるという設定だった。

ここで紹介されたフンデルトヴァッサーの絵に200%KOされた。直線がなく細かな曲線や渦巻きで構成された画面が赤や黄色などの鮮やかな色彩で彩られていた。一見すると小学生の男の子が描いた絵というイメージだが、その平板な表現にはいろいろなメッセージがこめられており、嵌ると癖になりそうだった。

じつはこの番組が放送されたのは3月だったが、当のフンデルトヴァッサーは2月18日、海上航海中に心臓発作で亡くなっていた。そのため、フンデルトヴァッサーを知ったこの番組は忘れられないものになった。これが縁となり2003年ウィーンを再訪したとき、フンデルトヴァッサー関連の二つの名所を訪問した。

ウィーンのシンボルとなっているシュテファン大聖堂から東へ2㎞くらい行ったところにあるのが‘クンストハウス・ウィーン’で1991年に開館したフンデルトヴァッサーの美術館。設計したのはフンデルトヴァッサー自身。ここから北へ400mのすぐ近くにあるのが‘フンデルトヴァッサー・ハウス’。ここは実際に人が住んでいる建物で1985年に完成した。

クンストハウスは5階建て、2,3階が展示室で1階にミュージアムショップとカフェがある。中に入って驚いたのは展示室の床に凹凸があり波打っていること。こんな美術館はみたことがない。ドギマギしながら進んでいるとTVにでてきた作品などが一枚、2枚とでてきた。まさにフンデルトヴァッサーの世界。

気を惹く作品は何点のあったが、とくに長くみていたのが‘イエローハウス’とロンドンでみた人気ミュージカル‘キャッツ’を連想させる‘バルカンの彼方のイリーナの国’。

‘イエローハウス’はちょっと泣かせる恋の物語が描かれている。副題は‘心を移した恋人を愛しつつ待つのはつらい’、右の家の一番下をみると角っこの窓に恋人がいて、他の窓には涙の粒が描かれている。この女性はふった男に‘私はもうあなたには興味ないんだから、めそめそしたって駄目よ、ストーカーなんかしたら警察に訴えるからね、いいわね’とかなんとか言っているにちがいない。

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