ダルビッシュ 6勝目!
最近の3試合でホームランによる失点に泣かされたダルビッシュは敵地でのアストロズ戦に好投し、ようやく勝ち星をふやし6勝とした(4敗)。
アストロズ相手にこのところずっと敗戦が続いていたので、今日のダルビッシュは打者一人々よく考えて投球していた。三振にこだわらず、シンカー、カーブ、そして得意のスライダーをうまく組み合わせ、慎重に打ちとった感じ。最近の失点のパターンは序盤は無難に抑えるのに4~6回でホームランを食らって痛い目にあうことが多い。
だから、この日は中盤の失点をなんとか防ごうという姿勢がありありだった。その対策がうまくいき7回を投げてヒットはわずか1本のみ。1点とられたが、これはレフトが取れない打球ではないのにこぼしてしまったアンラッキーな失点。そのため、実質ゼロ点で投げ終えたのと同じ。
昨日、日米通算2000本安打を達成した青木との対戦も2打席きっちり抑えダルビッシュの勝ち。そして、前の試合で3ランを打たれ主砲のコレアにもヒットを許さず弱点を克服したのはこれからのピッチングに大きなプラス。
レンジャーズはリーダーのベルトレ(3塁)が怪我から復帰したので打線はよくなっていくだろう。地区優勝はアストロズにもっていかれそうだが、ワイルドカードでポストシーズンへ進出することはこれから調子をあげていけば可能。その鍵を握っているのが投手の軸となるダルビッシュ。このダルビッシュの好投はチームを勇気づけるにちがいない。
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