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2017.06.19

美術館に乾杯! プティ・パレ美 その二

Img_0002     モネの‘セーヌ川の日没、冬の効果’(1880年)

Img_0004     マネの‘テオドール・デュレの肖像’(1868年)

Img     セザンヌの‘アンブロワーズ・ヴィラールの肖像’(1899年)

Img_0001     セザンヌの‘四季 春(左) 夏(右)’(1860~61年)

美術館にでかけるときは作品の情報をできるだけ集め見逃さないように心がけているが、実際美術館のなかに入ってみると、準備した作品イメージは全体の半分にも満たないことが多い。こういう場合はアドレナリンがどっとでてくる。

プティ・パレはやはりパリにある美術館なので所蔵する印象派は美術本に載っているものがぽつぽつと出てくる。モネ(1840~1926)の‘セーヌ川の日没、冬の効果’はマルモッタンにある‘印象、日の出’の別ヴァージョンのような作品、違いは日が沈むところ。

この絵をみたのはここではなく、モネ展(2010年)が開かれた隣のグラン・パレ。手持ちの図録やモネ本で一度もみたことがなかったので、びっくり仰天。大きな収穫だった。これだから回顧展へ出向くのはやめられない。

印象深い男性の肖像画が2点ある。マネ(1832~1883)の‘テオドール・デュレの肖像’とセザンヌ(1839~1906)の画商のヴォラールを描いたもの。デュレの絵は2010年に開館した三菱一号館美がオープニング展として開いたマネ展に出品されたから、この年は2回みたことになる。

セザンヌの人物画ではカード遊びの絵が最も気に入っているが、このヴォラールも図版で惹かれていた。セザンヌは肖像画を仕上げるときはモデルを長く拘束するのが常だが、ヴォラールは辛抱強くモデルをつとめた。

2012年国立新美で開催されたセザンヌ展に若いころの作品として展示されたのが‘四季’、日本で再会するとは思ってもいなかったが、異様なほど縦にのびた春の女性の体にまたもや視線を集中させた。これを見るとセザンヌは生来のカラリストだったことがわかる。

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