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2017.05.27

美術館に乾杯! オランジュリー美 その一

Img     モネの‘睡蓮 水のエチュードー緑の反映’(1916~26年)

Img_0001 モネの‘睡蓮 水のエチュードー2本の柳’(部分 1916~1926年)

Img_0002     ルノワールの‘ピエロ姿のクロード・ルノワール’(1909年)

Img_0003     ルノワールの‘ピアノを弾く娘たち’(1892年)

2010年パリに行ったとき美術館を6つもまわった。その一つがチュルリー公園にあるオランジュリー美。2000年から2006年にかけて大改装がなされ展示空間が一新されたニューオランジュリーなので、館内では終始ワクワク気分だった。

この美術館の最大の楽しみはモネ(1840~1926)が亡くなる直前まで懸命に描いた大連作‘睡蓮’、モネファンにとって合計22枚のパネルからなる8点の大作が飾られた2室は‘モネの聖地’のようなもの。普通サイズの睡蓮をずらっと並べてみるより、ここの睡蓮をじっくりみるほうが感激は何倍も大きい。たぶん多くのモネ好きはそう実感しているにちがいない。

この睡蓮に心を奪われる感覚はアメリカの美術館でポロックやロスコ、ニューマンらが制作した大きな抽象画を楽しんでいるときの心持ちと似ている。現代アーティストのなかにモネから影響を受けた人物が結構いるのは画面の大きさと世界が無限に広がる開放感のようなものが関係しているのではないかと思っている。

改装される前の美術館を訪れたのは26年前の1991年。モネ以外の画家で印象に強く残っているのはルノワール(1841~1919)。目に焼きついているのがルノワールの3男クロードが着た赤いピエロ服。一見して女の子ではないかと錯覚したが、説明書きをみて息子を確認。昨年開催されたルノワール展(国立新美)でまた会えたのは幸運だった。

‘ピアノを弾く娘たち’も一緒にやって来ると期待してたが、こちらは残留組だった。ルノワールのこの絵には別に2つのヴァージョンがあり、オルセーとメトロポリタンが所蔵している。運よく3つとも目のなかに入っているが、それぞれ可愛い娘が弾くピアノの音が心を洗ってくれる。

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