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2017.05.26

武蔵御嶽神社の国宝‘赤糸威鎧’!

Img_0002    日本茜 BSプレミアム5月10日 ‘失われた色を求めて’より

Img_0003    日本茜の根

今月の10日、BSプレミアムで放送された‘失われた色を求めて~植物染め・伝統100色を今の世に~’(90分)を興味深く見た。番組の主役、染織家吉岡幸雄氏(70歳)は以前から美術番組で知っており、2008年日本橋高島屋で開催された‘千年紀ー源氏物語の色’展にも足を運んだ。

この吉岡氏と志村ふくみさんのおかげで植物染めの理解が進み、古来からある日本の色の美しさを強く感じるようになった。番組はその植物染めの再現がどのように行われたかを詳細に追っかけていた。吉岡氏はイギリスのヴィクトリア&アルバート博物館から植物染めを永久保存したいという依頼を受け、この2年間に50色を再現し納品している。

色は紫、茜、藍、紅、黄の4色がでてきたが、そのなかで熱く反応したのが茜(あかね)。武蔵御嶽神社(青梅市)にある国宝‘赤糸威鎧’では平安時代に染められた茜がみられるということがわかった。威の真ん中に残っている赤色が黄色がまじったような深い赤の茜で左右の薄い赤は明治36年に化学染料を使って修理されたもの。色はだいぶ褪色している。

茜は再現が難しい色、吉岡氏は奈良の五條市で3年がかりで農家の人と一緒になって日本茜を育て草の根から茜色を染めている。でもとれる量は少ないようだ。3年かけてまた育て何度も染めて濃い茜色を生み出していく計画とのこと。

今年は年初にあった‘春日大社展’(東博)で見事な鎧を4点もみることができた(いずれも国宝)。そして、武蔵御嶽神社にも日本茜がみられる鎧があるという情報を得た。俄然、この鎧をみたくなった。遠足がてら訪問するかもしれない。

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