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2017.05.21

大盛況の‘茶の湯’展!

Img     ‘御所丸茶碗 古田高麗’(朝鮮時代16~17世紀)     


Img_0001     ‘黒織部沓茶碗’(江戸時代17世紀)

Img_0002     ‘祥瑞蜜柑水指’(重文 明時代17世紀 湯木美)

Img_0003     尾形乾山の‘銹絵染付鎗梅文香合’(江戸時代18世紀 北村美)

現在、東博で開催中の‘茶の湯’展(4/11~6/4)をみてきた。会場には着物を着たひと目でお点前を楽しんでいることがわかる女性が大勢いた。展覧会のなかでこういう茶の湯の気分をまさに味わえるのは貴重な体験である。

やきものの鑑賞を長く続けているので今回登場している凄いラインナップの多くは一度や数度みている。そのため、こうしたものは軽く見てあるお目当ての茶碗をめざして進んだ。それは利休の後の展示コーナーに飾られている‘御所丸茶碗 古田高麗’。

展覧会がはじまって一か月も経っているのにのんびりかまえそろそろ出かけようかと思ってた矢先、日曜美術館でこの特別展が取り上げられた。そこにアッと驚く‘古田高麗’がでてきた。‘ええー、この名品がでているの!?’、展示期間を確認すると通期の展示。俄然、出かける楽しみが跳ね上がった。

これまで御所丸茶碗はいくつかみたことはあるが、この‘古田高麗’にはまったく縁がなかった。その存在を知ったのは2014年12月に放送された日美の‘古田織部特集’、これは個人が所有する‘知る人ぞ知る’すごい名碗。それが今回東博に登場したのだから、天にも昇るような嬉しさ。

古田織部(1544~1615)が朝鮮半島の金海で焼かせたというこの‘古田高麗’、胴に帯状のへこみがあり、その下に面取りが連続して入っている。この自由でおおらかなフォルムがじつにいい。一度でいいから手にもってみたいが、これは叶わぬ夢。

これがみれたのであとは楽な気分で初見のオマケを楽しんだ。展覧会にはじめて出品された‘黒織部沓茶碗’をじっくりみた。織部の名品がまだあったのか!という感じ。湯木美が所蔵する‘祥瑞蜜柑水指’の端正な形と青の輝きに出会ったのも大きな収穫。

京都の北村美にある尾形乾山の‘銹絵染付鎗梅文香合’も長く追っかけていたもの。小さな香合だが、梅の白い花びらの美しさが目に沁みる。

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