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2017.05.15

美術館に乾杯! ブレラ美 その四

Img_0001     バロトロメオ・ヴェネトの‘リュートを弾く婦人’(1520年)

Img     ルイーニの‘幼児ヨハネと聖母子’(1520年)

Img_0003     コレッジョの‘東方三博士の礼拝’(16世紀)

Img_0002     ブラマンテの‘柱に縛られたキリスト’(1481年)

描いた作品の数が多いと画家の名前は自然に覚えられ関心が深まるが、お目にかかったのが1点とか2点となると頭のどこかに残っているほどの認識になる。バロトロメオ・ヴェネト(1502~1531に活動)もそんな画家。

ブレラ美にはびっくりするほどいい女性の肖像画がある。生な感覚のするその容貌が視線を釘づけにする‘リュートを弾く婦人’、ところが、残念なことにこの絵をみたという実感がない。ダ・ヴィンチの影響を受けた繊細な筆遣いなのでみておれば目に焼きつけられるが、どういうわけか記憶にない。どこかへ貸し出されていたのか、あるいは見落としたのか。悔やまれる一枚。

同じく忙しくみたので見逃した可能性があるのがルイーニ(1480~1532)の‘幼児ヨハネと聖母子’、明らかにダ・ヴィンチの‘聖アンナと聖母子’を彷彿とさせる作品。うかつにも必見リストに載せてなかったのは大きなミスだった。もしまたブレラに行く機会があったら、真っ先にヴェネトとルイーニのもとに駆けつけたい。

高い腕前をもった特別の画家なのに知名度が低いコレッジョ(1494~1534)は‘東方三博士の礼拝’などが展示されている。この絵で感心するのは三博士の姿の動的描写、いかにも遠くからやって来たように円の弧をつくるような歩き方をしている。

画家で建築家であったブラマンテ(1444~1514)ははじめは画家を志しマンテーニャに学んだ。目にパンチを食らったように輪ができている‘柱に縛られたキリスト’はキリスト像としてはインパクトが強く一度みたら忘れられない。

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