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2017.04.20

美術館に乾杯! ベルギー王立美 その九

Img_0003      ダリの‘聖アントワーヌの誘惑’(1946年)

Img     ミロの‘スペインの踊り子(オレ)’(1924年)

Img_0001     アンソールの‘憤慨した仮面’(1883年)

Img_0002     アンソールの‘燻製ニシンを取り合う骸骨達’(1891年)

好きな画家の場合、手元に集めている情報は他と比べて多い。美術本は複数あり、展覧会の図録もたまっていく。シュルレアリストのダリ(1904~1989)もその一人。だから、どの絵がどこの美術館にあることはしっかりインプットされている。

2015年12月、フィラデルフィア美を再訪し前回みれなかった‘ゆでたインゲン豆の柔らかい構造(内乱の予感)’と対面した。残るはベルギー王立美の‘聖アントワーヌの誘惑’、この絵でとくに魅せられるのはあの巨漢の象の細くて長い足が小さいころ遊んだ竹馬をイメージさせること。驚くべきシュールな造形をいつかこの目でとらえたいが、3度目の美術館訪問があるかどうかはわからない。隣の方のご機嫌次第。

このところミロ(1893~1983)の回顧展に遭遇してない。ミロファンとしては昨年あったダリ展(国立新美)に続いて、ミロも期待したくなるがその気配はまだない。‘スペインの踊り子(オレ)’は現地でも楽しんだが、2002年世田谷美で開かれたミロ展に出品された。そのため、絵の前に立ったときは親しみを覚えた。

マグリット、デルヴォー同様、この美術館を訪問したことで画家との距離が一気に縮まったベルギー人画家がいる。北海に面した町、オステンドで生まれ育ったジェームス・アンソール(1860~1949)。5,6点展示してあった作品で目に焼き付いているのが仮面と骸骨、絵のタイトルに仮面がついているのが‘憤慨する仮面’と‘奇妙な仮面’、そして死してなお食欲が旺盛なあまり喧嘩してしまう‘燻製のニシンを取り合う骸骨達’。

アンソールの当面の追っかけ作品はLAのポール・ゲッティ美にある‘キリストのブリュッセル入城’、まだ足を踏み入れていないLAなので旅行計画の優先順位は高く、そのうち訪問の機会がやって来そう。

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