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2017.04.14

美術館に乾杯! ベルギー王立美 その四

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Img_0001_2     ルーベンスの‘エレーヌ・フールマンの肖像’(1630年代)

Img_0002     ルーベンスの‘東方三博士の礼拝(1618~20年)’

Img_0003     ルーベンスの‘聖リヴィナスの殉教’(1633年)

Img     ヤン・ブリューゲルの‘金の皿と花輪の静物画’(1618年)

ドイツで生まれたルーベンス(1577~1640)が父の死で母の生地アントワープで住むようになったのは10歳のとき。そして、8年間絵の修行をしたイタリアからアントワープに戻って来たのが33歳、ここからバロックの王として大活躍がはじまる。

この街には工房を兼ねたルーベンスの豪華な邸宅があるが、ツアーに参加する旅行ではここはパスなのでまだ縁がない。だから、ルーベンスに200%感動するのはノートルダム大聖堂に飾ってある大傑作‘キリスト昇架’と‘キリスト降架’、もうひとつルーベンスが楽しめるのはアントワープ王立美、ここもまだ足を踏み入れてない。

この美術館には世界最大のルーベンスコレクションがある。ブルッセルでみられる‘東方三博士の礼拝’や聖リヴィナスの殉教’、‘ゴルゴダの丘に登る’などの3~5mの大作と同じように目を見張らされるものがドーンと飾られているのだろう。

ルーベンスの絵というと輝ける肌をもった裸婦や激しい動きをする人物や馬などをすぐ連想するが、ベルギー王立美にあるのはキリストの物語や悲劇の聖人を描いたもので臨場感のあるダイナミックな描写に緊張感を強いられることはなく、静かに深くながめ絵が多い。

美術の本に載っている若妻‘エレーヌ・フールマンの肖像’は2回とも姿を見せてくれなかった。2011年のときは今度こその思いだったのにまたもハズレ。係員に尋ねると修復中との返事、まったく泣けてくる。いつになった会えることやら。

ブリューゲルの2番目の息子、ヤン(1568~1625)は父とはちがった花の絵で人気の画家になった。‘金の皿と花輪の静物画’は見事な出来栄え。これが最も気にっている。ヤンはルーベンスとうまがあい2人は共同制作している。また、コートールド美ではルーベンスがヤンの家族を描いた肖像画をみた。

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