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2017.03.05

美術館に乾杯! プラハ国立美 その三

Img     ドラクロアの‘馬上の人を襲うジャガー’(1855年)

Img_0002     コローの‘農村の木造家’(1873年)

Img_0001     クールベの‘森の中’(1865年)

Img_0003     ドーミエの‘道’(1853年)

プラハ美の古典絵画コレクションはプラハ城のある場所で楽しめるが、19世紀後半の絵画や印象派、現代アートは街の中心からちょっと離れたところにあるモダンな建物で展示されている。自由時間のとき電車に乗り歩行者に教えてもらいながらなんとか到着したので今でもよく覚えている。

ここにある作品の情報は多くなかったが、入館してみてコレクションの質の高さに驚かされた。クールベや印象派が飾ってある部屋ではパリのオルセーにいるような気持になるほど充実した作品が並んでいた。

動物が激しく動く姿を描かせたら右にでるものがいないのがドラクロア(1798~1863)、定番の動物は馬とかラうイオンだが、ここに登場するのはジャガー、馬上の男に襲いかかっている。ドラクロアは野生動物が好きで動物園によく通っていたという。獰猛なライオンを描くとき体を極端に曲げた姿で表現したのは究極の野性味をだしたかったのかもしれない。

コロー(1796~1875)は2点あり、‘農村の木造屋’に魅了された。コローの作品はオルセーの印象が強いので、プラハにもこんないい絵があるとは思ってもいなかった。進んで行くうちにこの美術館のスゴさがだんだんわかってきた。

3点あったクールベ(1819~1877)は‘森の中’がなかなかいい。山のことは強くないが、少ない山歩きの経験からするとこういう音をたてて流れる川に木々が覆いかぶさるようなところは三流の素人絵描きでもつい絵心を発揮したくなるもの。

コロー同様、オルセー以外であまりみたことのないドーミエ(1808~1879)に‘道’というタイトルのついたとてもいい絵があった。このお母さんと幼な子の必死に前に進む姿が強く心を打つ!人物は写実的に描かなくても見る者に感動を与えられることをあらためて教えられる。

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