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2017.03.18

大盛況の‘草間彌生展’!

Img_0003_2     ‘わが永遠の魂 しのびがたい愛の行方’(2014年)

Img_0001_2     ‘私に愛を与えて’(2015年)

Img_0002_2     ‘真夜中に咲く花’

Img_2     ‘かぼちゃ’(1999年 松本市美)

現在、国立新美は大賑わい。1階で‘草間彌生展’(2/22~5/22)を開催し、2階ではミュシャの話題の‘スラブ叙事詩’(3/8~6/5)を堂々展示しているからである。平日なのにチケット売り場には長い列ができている。だから、もしチケットがまだの人は前もってコンビニなどで購入しておくことをお勧めしたい。

また、草間彌生展では想定外の混雑があった。ミュージアムショップで図録などを買おうと思ってもレジのキャパが足りないため60分も並ぶことになる。時間がないので今回は絵葉書も図録のなしにした。土日は展覧会関連グッズを買うのは大変なことになりそう。これから観客はどんどん増えていくから美術館はこのレジ問題の対策を真剣に考えないと大クレームになるのはまちがいない。

今年88歳になる草間彌生(1929~)の回顧展をみるのは今度が3回目、前回は2012年の春埼玉県近美でクサマワールドを存分に楽しんだ。今回のメインの作品は2009年から描き続けている‘わが永遠の魂’、2012年をパートⅠするとパートⅡで目のなかに入ったのが全部で130点ほど。

これまで500点も仕上げたというのだからクサマの作品に注ぎ込むエネルギーは次から次と湧いてくる感じ。こんな超人的な現代アーティストがかつていただろうか、本当にスゴイ!

ここの部屋では写真撮影OK、みんな赤や黄色や青など朝やかな色彩で描かれた丸や点、そして人間の顔やミトコンドリアを連想させる生き物などを思い々にパチパチやっていた。そして、花の作り物‘真夜中に咲く花’を背景に記念撮影。これは楽しい。若い人が多いのは予想通りだが、外国人もニコニコしながらみている。まさに世界のクサマの証。

クサマ作品のなかで欠かせないのが‘かぼちゃ’、水玉模様のかぼちゃはいろんなヴァージョンがある。シルバーメタリックを施したかぼちゃの前でも思わず足がとまった。嬉しい展示だったのが入ってすぐ目にとびこんでくる‘クサマヤヨイの富士山’(2014年)。本物と対面して言うことなし。

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コメント

草間弥生(正しい漢字変換ができません)の回顧展には、初めて行きました。それまでは、東京国立近代美術館に展示してある作品だけしか実作品は馴染みがありませんでした。

『わが永遠の魂』の連作130点ほどが展示してある部屋は、すごいエネルギーを感じますね。全体で500点と聞くと、その制作意欲にもびっくりします。

アーティストは、やむにやまれないものが内面にあって、それを表現しないではいられないのでしょうが、それにしても特別な存在の人だと思ってしまいます。

芸術新潮の特集で草間弥生のインタビューがありますが、『いくらでもアイデアが湧いてくる。一つの作品を制作中でも、別の作品のアイデアが湧いてくる』とか、高齢の人の言うこととは思えません!

連作作品のタイトルは制作後につけるともインタビューで草間弥生が言っていましたが、死や自殺というテーマも多いですね。幻覚を見ていたという少女時代からの苦しみは、やはり引きずっていて、作品創造はそれを昇華する方法でもあるのでしょうか。

とはいえ、カラフルな作品には、何かを突き抜けたような明るさがありますね。


投稿: ケンスケ | 2017.04.04 21:21

to ケンスケさん
尽きることない草間彌生の創作エネルギー、本当
にスゴイです。北斎のように形、色彩が自在に
浮かんでくるのでしょうね。まさにクサマの
画面構成は究極のミニマリズムかもしれません。

投稿: いづつや | 2017.04.05 00:04

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