心に響くパールマンの演奏!
You Tube パールマン チャイコフスキーの‘バイオリン協奏曲1番’
ピアノ協奏曲とバイオリン協奏曲をYou Tubeで聴くとき、どのくらいの割合かというとバイオリンが7でピアノが3。バイオリンの音色はピアノとちがい音がつながっているため耳ざわりがよく、歌に聴き惚れているときみたいにいい気分にさせてくれる。
ピアノ協奏曲同様、ベートーベン、ブラームス、チャイコフスキーはすばらしいバイオリン協奏曲も作曲している。ほかにもシベリウス、メンゼルスゾーン、ブルッフなど名曲は数多くある。今回久しぶりにYou Tubeでめぼしいものをいろいろ聴いてみた。
お気に入りに最後まで残ったのは2曲、やはりこのふたつが最も心に響く。
★チャイコフスキーの‘バイオリン協奏曲1番’
イツァーク・パールマン 1990年ズビン・メータ指揮イスラエルフィル
★ブルッフの‘スコットランド幻想曲’
ダヴィッド・オイストラフ 1962年ロンドン響
パールマン
この2曲に昔から惹かれているのはさびのメロディが口ずさめるから。そして最初から最後までずっと琴線にふれる曲想が続くため、30分くらいの演奏の間ずっと心を洗われ鎮められる。だが、とびきりの名曲とはいえ誰の演奏を聴いても感動するというわけではない。そこはバイオリニストの腕前次第。
チャイコフスキーの1番は以前録画したビデオを楽しむときは五嶋みどりがアバドの指揮するベルリンフィルと共演したものをよく聴いていた。が、今回パールマン(1945~)の演奏(当時45歳)と出会い、おおげさにいうと五嶋みどりはもう聴けなくなった。どうしてパールマンはこんなに上手く弾けるのだろうか、という感じ。
You Tubeには嬉しいことにパールマンのスコットランド幻想曲もある。これをオイストラフ(1908~1974)の54歳のときの演奏と交互に聴いている。そして、大きな幸せを感じている。
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