« 驚きの地球絶景! | トップページ | メリークリスマス! »

2016.12.23

ヴェネツィアの‘影追い’!

Img_0002     ヴェネツィアの中心 サンマルコ広場

Img        ‘影追い’ (TV東京‘美の巨人たち’11月放送より)

わが家では美術とのつきあいは展覧会をみるため出かける美術館だけでなくTV局が制作する美術関連の番組をみることも大きなウエートを占めている。そこで今年収穫のあった番組をふりかえってみた。

毎月購入している‘TVガイドブック’で番組内容をチェックしているのは‘美の巨人たち’、‘日曜美術館’、‘イッピン’(BSプレミアム火曜 午後7時30分)、そして‘美の壺’。このなかで最も注目しているのが‘美の巨人たち’と工芸が中心の‘イッピン’。

定番の‘日曜美術館’は井浦新と女性アナウンサーのMCがつまらないから関心度はだんだん低下している。二人には早くやめてもらいたいと願うばかり。これに対して、30分なのに収穫が多いのが‘美の巨人たち’。

もうかれこれ10数年みているが、番組作りの傾向がだいたいわかってきた。西洋絵画でよくとりあげるのはやはり美術史を語るうえで欠かせない最重要ピースのルネサンスと印象派、そして日本画でく繰り返し登場するのが江戸絵画と浮世絵。

明治以降に活躍した日本画家や洋画家についてはぐっと少なくなるが、そのなかで断トツに多いのが東山魁夷と横山大観と上村松園。今月は東山魁夷と川端康成のコラボ話が興味深かった。番組スタッフに魁夷が好きな者がいるのかもしれない。

先月ヴェネツィア派のティントレットの‘最後の晩餐’に続いて放送された‘サンマルコ広場’ではじめて聞いた話がでてきた。それはかつて存在した流しのワイン売りが鐘楼の影の動きにあわせて動く‘影追い’。ヴェネツィアではワインを飲むことを‘影を飲む’といったらしい。これはおもしろい!

この話はヴェネツィアの‘光と影’と深くかかわっている。観光客としてぽっとここを訪問してもこの光と影のことはわからない。現地に住んでいる人には真昼のまばゆい光と夕暮れ時の光と影のドラマがこの街で暮す一番の理由なのである。一日中ヴェネツィアにいる旅行をいつか計画してみたくなった。

|

« 驚きの地球絶景! | トップページ | メリークリスマス! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/65878/64665399

この記事へのトラックバック一覧です: ヴェネツィアの‘影追い’!:

« 驚きの地球絶景! | トップページ | メリークリスマス! »