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2016.11.12

お楽しみ満載、静嘉堂文庫美の‘漆芸名品展’!

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Img_0001    ‘羯鼓催花・紅葉賀図蜜陀絵屏風’(重文 17世紀)

Img_0003     国宝‘曜変天目と黒漆塗天目台’(南宋時代・12~13世紀)

Img_0002    尾形光琳の‘住之江蒔絵硯箱’(重文、18世紀)

Img_0004    柴田是真の‘柳流水青海波塗重箱’(19世紀)

最近は世田谷にある静嘉堂文庫や五島美へ出かけるのは2年に一回くらいになってきた。久しぶりに静嘉堂文庫を訪問し、‘漆芸名品展’(10/8~12/11)を楽しんだ。

今回の目的は修理が終わって初公開されるという‘羯鼓催花・紅葉賀図密陀絵屏風’をみること。これまでここへは何度も足を運んでいるが、この密陀絵屏風にはどういうわけか縁がなかった。だから、この企画展の情報が入ってはじめてその存在を知った。

漆絵というと柴田是真の作品くらいしか目が慣れてないので、屏風サイズのものがありしかも重文とくれば是非ともみたくなる。11/8~11/20は二つともみれるというのでこのタイミングで美術館めぐりを調整していた。入館するといきなり目に飛び込んできた。

画面自体が大きいので人物描写がよくつかめる。いやいやこんな漆絵の名品があったのか!という感じ。何が描かれているかはあとで図録をみればわかるので解説文は読まず画面の隅から隅までじっくりみた。色のベースは漆絵特有の茶色系の色、派手さはなく渋い色調、そこに朱が重なりこの2色が人物の顔と足の白を浮き上がらせている。そして、縁飾りの装飾に目をやると螺鈿の貝が光っている。本当に見事な漆絵、一生の思い出になる。

お目当ての作品をみたのであとは帰りのバスの出発時刻をにらみながら定番の国宝‘曜変天目’や光琳の蒔絵、そして根津美であった柴田是真展に出品された‘柳流水青海波塗重箱’をみていた。

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コメント

いづつやさん、こんにちは。
自分も密陀絵屏風が両方展示されるタイミングを狙って観てきました。予想以上に大きかったです。間近で、隅々じっくり観られました。当時の技術と現代の修復技術、どちらも凄いですね。

是真は、観ていない作品ばかりだったのでワクワクしました。丼の蓋なんて、ユーモアのセンスが最高でした。

曜変天目も照明が見易い明るさで、吸い込まれる美しさ。つい、年賀状用のポストカードを沢山購入しました。

投稿: みどりがめ。 | 2016.11.15 01:53

to みどりがめさん
同じ思いでこの漆芸展をウオッチしてましたか!
流石、岩崎家のコレクションという感じです。
修復の後だからでしょうか、見ごたえのある漆絵で
したね。そして、是真がいいですね。本当に是真の
技はスゴイです。

投稿: いづつや | 2016.11.15 23:47

いづつやさん、こんにちは。この展覧会でチラシを貰って楽しみにしていた「超日本刀入門展」を観に、静嘉堂文庫へ行ってきました。

念願の国宝「手掻包永太刀」が観られました。刀の見方、エピソードも面白かったです。

更に「平治物語」の1番有名な首を運ぶ場面が展示中でした。(3/20迄です。)首を渡す場面と門に吊した場面も観られました。展示の仕方が、とても見易くて細かな部分も しっかり分かりました。

あと自分が楽しみにしているのは、3/17から4/5に早稲田大学で公開される国宝の書物です。日曜祝日が休館の日もあるので、ちょっとハードル高いです。

江戸東京博物館4/9迄の「江戸と北京」も絵巻物を目当てに行く予定です。日本初公開、と言われると心踊ります。ではでは、また。

投稿: みどりがめ。 | 2017.03.12 05:04

to みどりがめさん
ここ数年、刀ブームみたいですね。若い女性が刀剣
に関心があるというのですから驚きです。劇画が
相当影響してますね。

静嘉堂の国宝の太刀はみているので今回はパスです。
首を運ぶ場面の‘平治物語絵巻’を今展示してますか。
これは興味津々の場面ですね。以前じっくりみま
した。

江戸東博で中国の絵巻物が出ますか、おもしろそう
ですね。検討してみます。いろいろ情報ありがとう
ございます。

投稿: いづつや | 2017.03.13 00:57

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