近代日本美術の煌き! 2008年(平成20)
年間を通してみてよく出かける美術館は国立新美と東京都美、そして東博。最近は一年に40回から50回くらいしかみてないのでひとつ々の展覧会の印象が強い。そのため、訪問の回数が多い美術館に対する愛着度が自然と深まっていく。
国立新美と東京都部の場合、お目当ての展覧会の横でいろいろな企画展が開かれている。例えば、2ヶ月くらい前院展に遭遇した。また書道などもある。こうしたところに飾られている作品をお金を払ってみる気にまだなっていないが、来年あたりはふらっと入るかもしれない。
その理由は贔屓の絹谷幸二(1943~)の新作がこういう機会にみれるのではないかという期待があるから。そして、才能のある若手の画家による新しい表現スタイルの作品に出くわすことも十分考えられる。どの展覧会が刺激に満ちているのか少し調べる必要はあるが、日本橋高島屋で開かれた絹谷幸二展に出品された‘蒼天の相馬野馬追’をみて感動したことが洋画の展覧会でもおきると楽しくなるのだが。
岩澤重夫(1924~2009)の‘天水’は亡くなる1年前の作品で第40回日展に出品された。風景画で心酔している東山魁夷の‘青’や奥田元宋の‘赤’の作品のようにこの滝の絵の‘緑’にも強く惹きつけられる。これほど長い滝が実際にあるわけではないが、山奥に深く入っていくとこういう神秘的な光景がみれるのではないかとつい思ってしまう。
榎俊幸(1961~)の怪獣絵画‘翼竜図屏風’はぞくっとするほどの怖さがある。大きく口をあけ威嚇する姿はゴジラやTレックスのパワーにひけをとらない。異色の竜が屏風におさまると‘竜虎図’もかすんでしまいそうな感じ。
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