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2016.11.21

‘禅展’で想定外の池大雅と遭遇!

Img   池大雅の‘五百羅漢図’(重文 部分 1772年頃 京都・萬福寺)

Img_0001    黙庵の‘四眠図’(重文 14世紀中期 前田育徳会)


Img_0002    吉山明兆の‘達磨像’(重文 14世紀後半 東福寺)

東博で11/27(日)まで行われている‘禅展’は日本と中国で描かれた絵画の傑作や見事な中国磁器などがずらっと揃った一級の展覧会。まさに10年に一度クラスの展覧会であることはまちがいない。

禅関連の特別展は2007年にも足利義満六百年御忌記念の‘京都五山 禅の文化展’が同じ東博で実施されている。そのため、今回はこれまでめぐりあわせが悪くみれなかった国宝‘無準師範像’との対面がはたせればOKという気分。こういうときは想定外の作品が目の前に現れるとすごく得した気分になる。

それは池大雅の‘五百羅漢図’と黙庵の‘四眠図’、ともに追っかけリストに入っているもの。‘五百羅漢図’はなかなか展示されず遠い存在だった。前期にも四幅が飾られたようなので惜しいことをした。でも、池大雅お得意のあの人懐っこい丸顔の人物とたくさん会えたからもって瞑すべしといったところ。

‘四眠図’も大収穫の絵、禅展の出品作と同じようなものが並んだ展覧会が‘京都五山’をはじめいくつかあったが、例えば徳川美の‘室町将軍家の至宝を探る’(2008年)、三井記念美の‘東山御物の美’(2014年)、どれにもこの絵はでてこなかった。だから、感慨深くながめていた。

再会した吉山明兆の‘達磨蝦蟇鉄拐’もいい気持ちでみていた。雪舟の達磨さんより正面向きでどーんと描かれた明兆のほうが存在感がある。そして、左右にいる二人のグロテスクな風貌が達磨の存在の大きさをより際立たせている。

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