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2016.10.16

ご機嫌な‘デトロイト美展’! ゴッホとルノワール

Img_0003     ゴッホの‘自画像’(1887年)

Img_0001   ゴッホの‘オワーズ川の岸辺、オーヴェールにて’(1890年)

Img     ルノワールの‘白い服の道化師’(1902年)

Img_0002     ルノワールの‘座る浴女’(1904年)

今月の7日からはじまった‘デトロイト美展’(上野の森美 1/21まで)もこの秋関心の高かった展覧会。だから、今、上野は印象派やホスト印象派を楽しみたい人にとってはホットな場所になっている。

デトロイト美術館の名前は古典絵画や印象派などの美術本にもでてくるから、そのコレクションの質の高さはアバウト知っていた。古典絵画でいつかこの目で思っているのが2点ある。ブリューゲルとカラヴァッジェスキの女流画家ジェンティレスキ、残念だが今回はお目にかかれない。

多くの美術ファンの目を釘付けにするのは印象派とゴッホ、ゴーギャン、普段はみることの少ないドイツ絵画、そしてピカソやマティなど。全部で52点。入ってすぐに‘おおー’と思わず声がでる絵が出迎えてくれる。ルノワール(1941~1919)の‘白い服の道化師’と‘座る浴女’。

白の服の輝きが目をとらえて離さない道化師、モデルをつとめるのはルノワールの子どもジャン。図録でみるより本物は数倍いい。このつかみは最高だった。そして、その横にある浴女も心をときめかせる。同じようなポーズで描かれた別ヴァージョンをフィラデルフィア美でみたが、デトロイト美にもあったとは。美術本にはもう2点載っている。今年は4月に国立新美でルノワール展があり、またいい絵をみることができた。まさにルノワールイヤー。

東京都美で‘ゴッホとゴーギャン展’をみてこちらにはしごしたから、チラシに大きく載っているゴッホ(1853~1890)の‘自画像’にも吸い寄せられていく。意外にも縦36cm、横27cmの小さな肖像画、でも麦わら帽の黄色の明るさとゴッホのその強い目力によって大きな作品にみえる。TASCHENのゴッホ本の表紙にこの絵が使われている訳が即わかった。

ゴッホはもう1点いいのがでている。絵の具の厚塗りの跡がよくみえる‘オワーズ川の岸辺、オーヴェールにて’、手元にある分厚いゴッホの画集に載っているでデトロイト美のコレクションにお目にかかれて幸せな気持ちになった。ミューズに感謝!

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コメント

先日、行ってまいりました。デトロイト美術館には行ったことがないのですが、印象派から20世紀にかけてのコレクションが充実していることは、今回の展覧会でもよくわかりました。

ルノワールの2点は、柔和な色彩といい、円熟した筆になる名品ですね。ゴッホの『オワ―ズ川の岸辺、オーヴェールにて』の色にも大変惹かれました。死の前の作品ですが、心が穏やかだった時期に描かれたのでしょうか。

東京都美術館にも、近日中に行く予定で、楽しみにしています。

投稿: ケンスケ | 2016.10.17 21:08

to ケンスケさん
アメリカの美術館は印象派の優れた作品をもって
ますが、デトロイト美のその例にもれませんね。
ゴッホとルノワールが群を抜いていいです。ほかは
ドイツ絵画に参りました。

投稿: いづつや | 2016.10.18 01:15

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