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2016.09.20

近代日本美術の煌き! 1980年(昭和55)

Img_0003     東山魁夷の‘白い朝’(東近美)

Img_0002     岩橋英遠の‘北の海・陽’(山種美)

Img_0001     有元利夫の‘室内楽’(東近美)

Img     加守田章二の‘彩磁壺’(東近美)

絵画の楽しみ方は人それぞれだが、限られた画家だけに過度にのめりこむのではなく名の知れた画家ならできるだけ多くつきあっていこうというのが昔からのスタイル。これを続けているとある画家とある画家の深くむすびつきにふと気づくことがある。

例えば、東山魁夷(1908~1999)の‘白い朝’、これをはじめてみたときすぐ与謝蕪村の晩年の傑作‘鳶烏図’(重文 北村美)が浮かんだ。‘年暮る’も蕪村の国宝‘夜色楼台図’が重なってくる。魁夷は蕪村の日本人の琴線に触れる画風が心に沁みていたのかもしれない。

近代日本画で回顧展が行われることを強く願っている画家が二人いる。横山操と北海道出身の岩橋英遠(1903~1999)、岩橋は長寿を全うした画家なので作品はたくさんあるはず。だから、回顧展に遭遇するとあのスカッとする風景画が心を虜にするにちがいない。そのときは‘北の海・陽’とも再会したい。

有元利夫(1846~1985)の‘室内楽’は安井賞をとった作品。彫刻のような人物描写が有元の独自の画風。この描き方が誰の作品と似ているかと思いをめぐらすとどうしてもピエロ・デッラ・フランチェスカにいきつく。こんなビッグなイタリアの画家を消化するのは並みの才能ではできない。やはり有元利夫はすごい画家。

加守田章二(1933~1983)は最後の頃の絵付けに青を使うことが多くなる。そのなかでとても惹かれるのが青と黒のコントラストが印象的な‘彩磁壺’、なかなか洒落た壺でハイセンスな高原ホテルなどの部屋に飾ってありそうな感じ。

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