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2016.09.11

近代日本美術の煌き! 1978年(昭和53)

Img_0001     森田曠平の‘渡来図’(横浜美)

Img_0002     谷内六郎の‘ラッシュアワー’(横須賀美)

Img     塚本快示の‘白瓷唐草文輪花大皿’

今メアリーカサットの回顧展を開催している横浜美、企画展を楽しんだあとは導線にしたがって平常展示の部屋に飾られている作品も一通りみることにしている。西洋絵画ではダリなどにびっくりさせられるが、ここの見どころは充実し近代日本画コレクション。

森田曠平(1916~1994)の‘渡来図’は心に残る作品のひとつ、これが南蛮屏風が描かれた桃山時代から江戸時代初期のころのものと表記されていたとしてもすっと受け入れられる。風俗画といいこの南蛮図といい、森田の歴史画は当時の雰囲気を今に伝えているところが一番の魅力。ポルトガルまで出かけて想を練ったというから南蛮への思い入れは相当強かったようだ。

最近は横須賀美にご無沙汰しているが、10月に新宮晋の回顧展が開催されるのでクルマを走らせることにしている。そのとき谷内六郎(1921~1981)の‘週刊新潮’の表紙絵が展示されている部屋ものぞいてみるつもり。

以前購入した図録には美術館に寄贈された1300点あまりのうち120点が掲載されている。‘ラッシュアワー’は本物はまだみてないが、お気に入りの作品。小さいころこの絵のような蟻遊びをよくした。15年くらい前、甥っ子に‘叔父さん、一緒に遊ぼう’と誘われた。

塚本快示(1912~1990)は白磁・青白磁の人間国宝。中国の白磁の研究を深め独自の技を究めた。‘白瓷唐草文輪花大皿’は温かみを感じさせる白磁、調和がとれ配置のバランスがいい外の輪花と内の唐草文の組み合わせに引き寄せられていく。

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