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2016.08.25

ビッグニュース!ミュシャの‘スラブ叙事詩’が来春やって来る

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Img_0002    ゴーギャンの‘タヒチの3人’(1899年 スコットランド国立美)

Img  ティツィアーノの‘ダナエ’(1546年 ナポリ カポディモンテ美)

お目当ての展覧会をみて退館するとき取り忘れないようにしているのがほかの美術館の案内チラシ、先週いくつかまわったときビッグニュースが目に入った。

来年春、国立新美で‘ミュシャ展’(3/8~6/5)が行われることは知っていたが、これまでミュシャの回顧展は皆勤しているのでパスしようと思っていた。だからチラシは要らなかったが、それでもまあみておこうかと手にしたら、サプライズの内容が載っていた。なんと、あの‘スラブ叙事詩’が20作全部日本にやって来るという!

これはスゴイことになった。ミュシャ物語はこの大作‘スラブ叙事詩’をみないと完結しないが、普通に考えればこの連作が飾ってあるチェコ南部のモラフスキー・クルムロフ城はまず縁がない。こういう場合は数点の図版をながめてよしとするのがお決まりの心のおさめかた。

みたいのにみることが叶わない、いわゆる‘幻の名画’のままで終わるところだったのに幸運なめぐりあわせで来春お目にかかれることになる。チェコ国外ではじめて公開されるのがパリでもなくロンドンでもなく東京というのだから、日本の美術シーンは本当にすこいなと思う。来年はボイマンス美のブリューゲルの‘バベルの塔’で十分だったのにミュシャの‘スラブ叙事詩’までみれる、嬉しくてたまらない。

作品情報をもうふたつ、東京都美で開催される‘ゴッホとゴーギャン展’(10/8~12/18)にスコットランド国立美にあるゴーギャンの‘タヒチの3人’が含まれていることがわかった。そして、東京都美はそのあと行う‘ティツイアーノとヴェネツィア展’(来年1/21~4/2)でもホームランを打ってくれる。いつか訪問しようと思っているナポリのカポディモンテ美が所蔵するティツイアーノの傑作‘ダナエ’もやって来る。こういう展覧会を開催してくれると東京都美に対する好感度はますます上がっていく。

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コメント

ゴーギャンは、数年前に国立近代美にきたとき、
あの名画 ‘我々は~~~・・・’ を、
みる事ができなかったので
それが、人生のトラウマ!?
ゴーギャンの装飾性・象徴性に
ハッとする程のスゴサを感じます。

投稿: Baroque | 2016.08.28 13:15

to Baroqueさん
ゴーギャンのコンプリートをいつか達成したいと
いう思いを強くもってます。鮮やかな色使いにぐっ
ときてますが、なかでも多用する紫にしびれてます。

ゴーギャンの祖母は相当なインテリだったそうですが、
ゴーギャンもその血筋をひいてますから絵も思索的
ですね。

投稿: いづつや | 2016.08.29 00:15

ミュシャの『スラブ叙事詩』が日本で見られるのは、大変なことですよね!

3年前のBunkamuraでのミュシャ展で、『スラブ叙事詩』の大写し映像があり、見入りました。チェコまで実作品を見に行くのは到底無理と思っていただけに、感慨があります。じっくり見たいと思っています。

投稿: ケンスケ | 2016.08.30 21:33

to ケンスケさん
‘スラブ叙事詩’が全部やって来るなんて、
びっくりしました。国立新美は箱が大きい
ですから、みごたえありそうですね。
本当に楽しみです。

投稿: いづつや | 2016.08.31 00:20

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